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第6回:【目指せ温泉全県制覇!】 西日本温泉放浪記(Part1)東海・南近畿・四国編
ライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあき最近近場の釣りネタばかり続いてしまいましたが、このコラムのテーマはあくまでも【目指せ温泉全県制覇!】です。ということで思い切って会社を辞めて時間を確保し、年末年始に一気に西日本を回って来ました。今回から3回にわたってその模様をご紹介したいと思います。なお、
Part1は「東海・南近畿・四国編」、
Part2は「九州編」、
Part3は「山陽・北近畿編」
となります。
■ 1日目:2005年12月28日(水)
出発前の模様(東京都品川区)
今回は特に荷物が多いです。釣りと調理道具を充実させました。
昼前に品川の自宅を発って、東名、伊勢湾岸道を経て夕方名古屋市内に入ります。早速『ツーリングマップル・中部北陸』で見つけた「天然温泉 白鳥の湯」に行ってみます。※昭文社『ツーリングマップル』シリーズはツーリング情報満載の地図で、多くのツーリングライダーから篤い支持を受けています。
「天然温泉 白鳥の湯」(愛知県名古屋市港区木場町)
利用料:大人500円(土・日・祝日は600円)、営業時間:10〜24時、年中無休
露天の「滝の湯」です。恐らく奥の段々が“滝”なんでしょう。
ここは典型的な都市型の温泉施設(所謂“スーパー銭湯”というやつ)で、ジェットバスやシルキーバス、電気風呂などお風呂のバラエティは豊富です。ただ、情緒とかそういうものとは無縁です。写真は露天の「滝の湯」ですが、露天は建物の内側が吹き抜けになったところにあるので、回りはすっかりコンクリートに囲まれてしまっています。そこから見上げる空はかなり狭くてちょっと哀しくなってきます。
「白鳥の湯」を出るともう暗いですが、宿を取るにはまだ早いので木曽川を渡って岐阜に入ります。地図を見ると長良川と揖斐川に挟まれた海津市の先っちょに温泉マークがあるので、とりあえず向かいます。
そこにあったのは、「海津市老人福祉施設 海津苑」でした。ここは公営だけあって、利用料は100円と格安です。浴室に入ると換気が悪いのか湯気が充満していて、そのモヤモヤの中央に“でん!”と円形の湯舟があります。そしてその周りには座ったり寝転がっているお年寄りが沢山いて、結構好い感じです。お湯は黄土色で口に含むと鉄の味が強く、かなりしょっぱいのが印象的です。素朴ながら浴場も休憩所も地元の老若男女で一杯で、何とも身体も心も温まります。
「海津市老人福祉施設 海津苑」(岐阜県海津市海津町福江)
利用料:大人100円(小人は50円)、営業時間:9時半〜21時半、毎月10日休み
休憩所の模様です。奥にある売店は結構品揃えがしっかりしています。
海津を出てからは国道1号を南下し、三重に入ります。と、国道沿いにボウリング場やらカラオケやらバッティングセンターが固まった一帯があって、そこに「天然温泉 あさひの湯」との看板が見えます。もう夜10時過ぎでいい時間ですが、深夜1時までやっているとのことで寄ってみることにしました。
「天然温泉 あさひの湯」(三重県三重郡朝日町)
利用料:大人600円、営業時間:10〜25時、年中無休
ここも名古屋の「白鳥の湯」と同様“スーパー銭湯”で、夜遅いにも関わらず結構繁盛しています。内湯はそれほど広くありませんが、その分露天とサウナが広いです。写真は露天で、向こうに見えるのは「つぼ湯」です。それにしても、街中の温泉ほど「天然温泉」と付けたがるものなんですねぇ。
この日は特に当てもないので、国道沿いのまんが喫茶「コンパラ三重川越店」で夜を越します(ナイトパック1,800円)。(この日の走行距離:472km)
■ 2日目:12月29日(木)
7時半、三重のまんが喫茶を出て名阪国道(国道25号)を進みます。この日は和歌山からフェリーで四国に渡り、香川か徳島の何処かで釣り&テント泊する予定です。となると逆算すると、和歌山港には12時半には着いていたいところです。真直ぐ向かえば楽勝な距離ですが、その間に通過する奈良、大阪、和歌山も制覇しておきたい!という欲求が沸々と沸き上がってしまったので、急ぐ必要があります。
ということで郡山から国道24号を南下し、まずは「奈良健康ランド」に向かいます。
「天然大和温泉 奈良健康ランド」(奈良県天理市嘉幡町)
利用料:大人1,000円、営業時間:24時間、年中無休
ここはホテルやプールもあるかなり大規模な施設で、入口は自動改札のゲートになっています。浴場は天井が高くて広く、露天スペースも広くてそこそこ趣があってよろしいのですが、利用料1,000円がちょっと痛いです。
郡山からは西名阪道、阪和道をかっ飛ばし、貝塚ICで下ります。“スーパー銭湯”風ばかりでは詰らないので、府道40号を山側に入って行って「ほの字の里」に向かいます。ここは廃校になった小学校を利用してつくられた林業・農業の体験施設で、「ゆの館」という温泉施設があります。
「ほの字の里」のエントランス
この階段を登っていくと校舎や校庭があります。
「ほの字の里 森の浴場・ゆの館」(大阪府貝塚市蕎原)
利用料:大人600円、営業時間:7〜21時、年中無休
ここのオススメは露天のジャグジーで、いい感じに山の中にあるロケーションと、肌がツルツルするタイプのお湯が抜群です。
「ほの字の里 森の浴場・ゆの館」の露天ジャグジー
空気も良さげです。
その後再び阪和道に戻って和歌山ICで下りて、和歌山港の近くにある「天然温泉 西浜御殿の湯」(スーパー銭湯ユーバス和歌山店)に寄っていきます。和歌山といえば、本来であれば白浜や川湯、勝浦などといった名立たる温泉処を攻めたい所ですが、旅程的に厳しいので今回はここで我慢します。
「天然温泉 西浜御殿の湯」(スーパー銭湯ユーバス和歌山店)(和歌山県和歌山市湊)
利用料:大人780円、営業時間:6〜27時、第2月曜は正午より営業
体裁はごく普通の“スーパー銭湯”ですが、お湯には海の匂いと味が強く感じられ、何と無く「和歌山なんだなぁ」と思ってしまいました。
そんなこんなで12時半に無事和歌山港に到着し、13時10分発・徳島港行のフェリーに乗り込みます。15時過ぎに徳島港に到着し、早速高松道を香川方面に進んで引田IC近くの「引田社会福祉センター 翼山温泉」に寄って行きます。
「引田社会福祉センター 翼山温泉」(香川県大川郡引田町)
利用料:大人400円、営業時間:10〜21時、毎週火曜日・年末年始(12月30日〜1月2日)
ここはこの日の寝床「田の浦キャンプ場」に近いということで偶々見つけた施設ですが、上の写真にある“明朝体”通り、何てことの無い素朴さが印象的です。
「翼山温泉」の休憩室
何てことの無いロビーですが、こういうほうが落ち着きます。
この晩はキャンプ場の目の前の海でチョイ投げ釣りをするものの全くアタリはなく、19時半に静かに就寝したのでした。(この日の走行距離:296km)
■ 3日目:12月30日(金)
引田町営「田の浦キャンプ場」(香川県大川郡引田町)の朝
利用料:無料
星明りとさざなみの音以外、余計なものは何もありませんでした。
7時過ぎにキャンプ場を発って、国道11号、55号を南下します。10時、高知県境に近い「道の駅 宍喰温泉」に到着しますが、温泉の営業は11時からとのこと。徳島県では未入湯なので仕方なく待ちます。
「道の駅 宍喰温泉」(徳島県海部郡宍喰町久保)
利用料:大人400円、営業時間:11〜20時、年中無休国道を挟んですぐ海です。
一番乗りで入った浴室からは、“大パノラマ”とまでは行きませんが、とりあえず海が見えます。お湯はお肌つるつるタイプで、待った分まったりと独り占めします。
「道の駅 宍喰温泉」の浴室
正面が海です。誰もいないときは、こういうダイナミックな構図で写真を撮れます。
その後も引き続き海岸線沿いの国道55号を南下し、室戸岬まで進みます。
室戸岬からは土佐湾をぐるりと西進し、高知の手前の野市で「黒潮温泉 龍馬の湯」に寄ります。ここはホテルに併設された施設で、造りは“スーパー銭湯”と大差ありません。2階にある休憩室にはまんがの沢山置いてあって、結構まったりできます。
「黒潮温泉 龍馬の湯」(高知県香美郡野市町東野)
利用料:大人800円
「黒潮温泉 龍馬の湯」の休憩室
“黒潮”とか“龍馬”の名が持つダイナミズムは微塵もなく、郊外型のまったり感が漂っています。
その後南国から高知道に乗って須崎まで抜けて、久礼で海沿いの県道25号にスイッチしてこの日の寝床「ライダーズイン中土佐」に向かいます。“ライダーズイン”は、所謂“ライダーハウス”的なライダー向けの宿泊施設で、高知県内に5つあります(他に奥物部、雲の上、室戸、四万十)。1人1泊3,000円と割と低価格ですが、自分の場合はテントサイト500円を利用します。
晩飯には目の前の海で釣ってきたアナゴの蒲焼きに加え、他のお客さんから本場のカツオのタタキや焼酎等も戴き、ほろ酔い状態で心地好く21時半に就寝です。(この日の走行距離:332km)
■ 4日目:12月31日(土)
「ライダーズイン中土佐」(高知県高岡郡中土佐町矢井賀乙)の朝
夏でも冬でも、キャンプ場の朝は何かが始まりそうで好きです。
8時過ぎに宿を出て、足摺岬を目指します。
足摺岬(高知県土佐清水市)
至る所の岩場に、磯釣り師がへばりついています。
その後国道321号を北上し、昼飯は宿毛の道の駅でかつおのタタキ定食です。
「活魚 勝丸」(「道の駅 宿毛」内)の「かつおのタタキ定食」(1,000円)
かつおは厚さ15mm。食いがい大です。
宿毛からは国道56号を北上し、大洲で国道197号にスイッチして「大洲温泉 さがの」に寄っていきます。ここは国道沿いのレストラン「嵯峨野」に併設した施設で、山の中腹にあります。
「大洲温泉 さがの」(愛媛県大洲市平野町野田)
利用料:大人680円、営業時間:10〜23時、無休
縦長の構造が印象的ですが、お年寄りには向いていません。
「大洲温泉 さがの」の内部
脱衣所は階段の上で、浴室へは階段を下りなくてはいけません。
その後八幡浜から別府行きのフェリーに乗り込んで、豊後水道を渡ります。(Part2に続く)
以上、西日本温泉放浪記のPart1をお届けしましたが、これでコラム開始から通算1都1道1府25県を制覇、計33箇所の温泉入湯を果たしました。残りは1府18県、乞うご期待!
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text by ライダーあき | 2006.01.24 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
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