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2006.03.22
最終回:【全県制覇未達ゴメンナサイ企画】 ライダーあきの全国思い出温泉ベスト10ライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあきまずはお詫びから申し上げねばなりません。昨年の11月から【目指せ温泉全県制覇!】の旗印のもと全国行脚を重ねて参りましたが、コラム連載最終回を迎え、その野望は“未達”という形で儚く散りました。期待していた読者がいたとしたら、ゴメンナサイ! 【全県制覇!】の企ては、下の地図の通り、島根、鳥取、福井、石川、富山という、所謂“裏日本”の5県を残す結果となりました。 敗因は、ズバリ“雪”です。勿論お金とか時間とか諸々の事情・都合はありますが、決定的な敗因は雪です。未だ積雪、路面凍結の恐れがあるとはいえ、山陰・北陸の残県を攻めることは不可能ではありませんでした。が、連載第8回目でご紹介した“中国道での転倒”が、ライダーあきから冒険心を奪ってしまいました。軟弱で申し訳ないです。 ということで最終回となる今回は代わりに、比較的最近訪れた温泉の中から“思い出温泉ベスト10”を選んでご紹介します(このコラム既出の温泉は除きます)。あくまでも“ライダーあき版”で、しかも順位は思い付きですので、そこの所はどうぞご了承ください。 ★第10位★ 八森いさりび温泉「ハタハタ館」
2005年のゴールデンウィークは仕事の関係で3連休しか取れず、北海道は諦めて東北をまわることにしました。初日は東京を出てから青森、竜飛崎を経由して、日本海沿いを南下しました。この日の最終目的地は、日本海と白神山地に挟まれた八森にある「御所の台オートキャンプ場」。到着したのはもう夕方で、辺りは暗く風は強く、肌寒い。半分は東北道をかっ飛ばしたとはいえ、すでに走行距離は1,000km目前。疲労もピークに達しています。そんな中、キャンプ場に隣接していたのがこの「ハタハタ館」です。ハッキリいって施設内の記憶は殆どないのですが、夜空に浮かぶ看板だけは頼もしく脳裏に焼きついています。なお、この時は間に合わずに拝めませんでしたが、オススメは日本海に沈む夕陽の眺望らしいです。 ★第9位★ 「崖の湯 薬師平茜宿」
2004年の11月、当時の会社の同僚らと、信州に紅葉狩りツーリングに出ました。白馬で一泊して帰る途中、たまたま見つけた温泉旅館のお風呂です。山の中腹にあって眺めがよくて、思わず写真のように仁王立ちしてしまうのでした。 ★第8位★ 湯の児温泉「山海館・大洞窟温泉」
2004年の11月、有給休暇を使って西日本をぐるっとまわることにしました。日程は2週間で、途中釣った魚を食べながら西進し、本土最南端の佐多岬を目指しました。ただ、この時のメイン訪問先は熊本・水俣でした。水俣は父親が育った街で、先祖代々の墓があります。物心ついてからは一度も行ったことがなかったので、自分のルーツを探るという意味合いから是非とも訪れておきたかったのです。 「湯の児」は「湯の鶴」と並ぶ水俣の奥座敷で、風光明媚な不知火海に面しています。「大洞窟温泉」は温泉旅館「山海館」のお風呂で、脱衣所から海に面した浴室までのアプローチが“洞窟”状になっています。露天はジャグジーになっていて、そこから湯の児島を眺めながら湯につかると、「あぁ、オレも“この海”の血を受け継いでいるのだなぁ」とちょっと感慨深げになってしまうのでした。 ★第7位★ 白浜温泉「白浜温泉パーク」
2004年の2月、突発的に紀伊半島を一周することにしました。目的は、“シーフードカレーを作りにいく”です。本来ならば自分で釣った魚を使いたいところですが、この時は連れがいたのでそれは諦め、市場で食材を求めました。 「白浜温泉パーク」は白浜の高台にある施設で、色々なロケーションの湯場があって楽しめます。写真の樽風呂からは海を望むことができて、気分がほっこりとします。ちなみに、“アンコウ”で作ったシーフードカレーはいまひとつの出来でした。 ★第6位★ 「わたらせ温泉」
2004年から2005年にかけての年末年始は、紀伊半島をぐるっとまわることにしました。そして忘れもしない2004年の12月30日、この日はテントから這い出すと朝から雪です。テントにはすでに薄っすらと雪が積もり、どんよりとした空から襲いかかる雪はその手を緩めようとはしません。ガムシャラになってテントから雪を払ってパッキングして、言うことを聞かないバイクのエンジンに鞭打って走り出し、寝惚け眼のままここに飛び込んで生体維持に努めました。ちなみに、ここの露天は“西日本最大”と謳われています。 ★第5位★ 白浜温泉「崎の湯」
もう何年も、自宅で新年を迎えたことはありません。年末年始はまとまった休みが取れるので、毎年何処かへ旅立ち、旅先で初日の出を拝むことが多いです。 2005年の初日の出は、潮岬でした。そして2005年の初湯が、この「崎の湯」です。名前の通り、波打ち際の崎にあるダイナミックな露天風呂で、湯舟は海側と手前に2つあります。この時は海側は海水が入りすぎて冷たく、逆に手前は熱すぎました。だから必然的に裸の男どもがわらわらと風呂縁に座り込んで、談笑します。ほんとはそんな光景を写真でご紹介したかったのですが、不適切な画像が多く諦めました(笑)。 ★第4位★ 湯泊温泉
2004年の初日の出は屋久島で拝みました。島の南端の湯泊まで行って、餌木でアオリイカを狙いながらです。が、アタリはあるもののなかなか乗らず、結局ボウズでした。 その湯泊のタイドプール(潮だまり)地帯の一角にあるのがこの温泉です。露天の湯舟以外、余計なものは何もありません。お湯はちょっとぬるいですが、あまり人が来ないので落ち着けます。 ★第3位★ 川湯温泉「仙人風呂」
2004年の年末、「川湯野営場木魂の里」でテント泊した際に利用しました。基本的には、川原を勝手に掘って勝手につかる、というスタイルですが、冬期は寒いので事前にプール大に掘られた箇所があって、みなそこを利用しています。入るとぬるいですが、底を掘り探ると温かい箇所があって寛げます。ちなみに、「木魂の里」は年越しのキャンパーたちで大賑わいでした。 ★第2位★ 「池の湯」
2003年のお盆休み、バイク仲間と北海道ツーリングに出ました。バイクでは初めての北海道上陸で、ウニやジンギスカンをこれでもかと食いました。 「池の湯」は名前の通り池っぽい温泉で、屈斜路湖とつながっています。お湯は湖の水で自然と適温に調整されるようです。藻が沈殿した底は滑りやすく注意が必要ですが、開放感があって素晴らしい温泉です。 ★第1位★ 道後温泉「椿の湯」
このコラムの連載中、会社を辞めました。そして色々と考えた結果、東京を離れることにしました。東京は仕事はあれど、決して暮らしやすい土地ではありません。もっと車が少なくて、空気がうまくて、魚の釣れる海が近くて、ゆとりやふれあい、そして温泉のある街に移ったほうが、自分にとってはより豊かな生活が送れるだろうと判断したのです。 移住先は四国の松山です。ちょうどやりたかった仕事も見つけました。その松山で最初に入った温泉がここです。「本館」のほうは観光客でいっぱいですが、こちらは地元の利用者も多いようです。 この松山で、「坊ちゃん」のように“真直ぐ”で溌剌と仕事をし、大いに釣りをし、温泉を楽しめればと武者震いする今日この頃です。 ■ 最後に 【全県制覇!】などという企画を勝手に打ち立ててしまった関係上、とても忙しない温泉コラムとなってしまったこと、ちょっと反省しています。ただ、自分の人生の中でこんなにも温泉体験の濃い半年間は後にも前にもないでしょうから、いい記念になると思います。 最後になりますが、今までお付き合いいただいた読者の皆さん、@nifty温泉ご担当者の皆さん、本当にありがとうございました! →@nifty温泉「八森いさりび温泉ハタハタ館」詳細ページへ text by ライダーあき | 2006.03.22 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1) 2006.03.07第9回:【目指せ温泉全県制覇!】怒涛の24連休・日本列島東西南北最端地制覇ツアーライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあきコラム連載残り2回にして、未入湯県は「富山、石川、福井、鳥取、島根、沖縄」の計6県のみとなりました。 ということで、まずは暖かい「沖縄」に高飛びして、向こうでレンタルバイクでも借りて温泉めぐりしようと考えていたのですが、この時期に行ってもムードが出ないでしょうから、その代わりに昨年の夏に行ってきた模様をご紹介することにします。 ※【目指せ温泉全県制覇!】の前提条件は「コラム連載中の半年間で行ってくる」ですが、特例として勘弁してくださいね。 2005年の7月に、サラリーマンとしては異例の24連休を確保して、「日本列島東西南北最端地制覇ツアー」を敢行しました。 東西南北の最端地とはすなわち、 ・東・・・北海道・納沙布岬 ですが、これらを一気にバイクでまわってやろうという企画です。 今回は“沖縄の温泉”にフォーカスしようと思ったのですが、旅の全体像をご紹介したほうが面白いと思いますので、そうします。 (1)沖縄編 2005年7月2日(土)、東京・品川の自宅を出発して、石垣島行きのフェリーが出る大阪南港を目指します。 今回は島にも沢山行く予定なので、いつもの大型バイクではなく、250ccのオフロードバイクを旅のおともに選びました。 が、意気揚々と東名をすっ飛ばしていると、スピードの出し過ぎかエンジンが焼けてしまい、ビクとも動きません。仕方ないので結局いつもの大型バイクに乗り換えて、再出発です。 ■ 出発時のバイク(ホンダ・XLR250R) ■ 再出発時のバイク(ヤマハ・TDM850) その晩無事大阪南港に到着し、石垣島行きのフェリーに乗り込みます。 翌々日の朝、那覇新港に到着し、ここで一旦停泊します。再出発する夕方まで時間があるので、沖縄本島随一のリゾート地帯・恩納村にある「山田温泉」に行ってみます。 ■ 「山田温泉」(沖縄県国頭郡恩納村山田) ここは沖縄でも数少ない温泉のうちの一つで、ホテル「ルネッサンスリゾートオキナワ」の中にあります。ホテルの中にあるだけあって施設は清潔で、さらに脱衣室ではポカリスエットが飲み放題になっています。ただ、“真夏に、しかも沖縄で”温泉に浸かることの意味が見出せず、何か釈然としません。 その夕那覇を出たフェリーが石垣港に着いたのは7月5日の朝。とりあえず島をぐるっとまわってから、この日の寝床「米原キャンプ場」に向かいます。ここは海岸脇の防風林の中にあるキャンプ場で、長期利用者も数多い「沈没」の名所です(「沈没」とは、旅行者が気に入った場所に長いこと留まって、全く動けなくなってしまうことを云います)。 ■ 米原キャンプ場(石垣島)でのわが住まい 翌7月6日、飛行機で与那国島に向かいます。本来であればバイク共々フェリーで渡りたかったのですが、便数が少ない上時間がかかるので断念しました。 島では原付を借りて最西端の碑やドクターコトーのロケ地をまわって、日帰りで石垣島に帰ります。 ■ 日本最西端の碑(与那国島) ■ 「ドクターコトー診療所」のロケ地(与那国島) 翌7月7日、最西端の次は最南端だということで、今度は高速艇で波照間島に向かいます。 ここでは自転車を借りて最南端の碑まで行って、八重山そばを食べて帰ります。 ■ 日本最南端の碑(波照間島) ■ 「海畑(イーノー)」(波照間島)の「八重山そば」(500円) これでとりあえず沖縄方面での目的は達成できたので、前々から憧れであった西表島に向かいます。西表へはバイクと一緒にフェリーで渡り、まずは灼熱の中“日本最南端の温泉”「西表島温泉」に寄ってみます。 ■ 「西表島温泉」(西表島) ここはホテル「パイヌマヤリゾート」に併設された施設で、露天は南国的なムード満点で乙なものです。が、時期が時期だけにもう“我慢比べ”の世界です。 西表では「ミトレアキャンプ場」をベースとして、マングローブ林の中にカヌーで入っていったり、滝で水遊びしたり、船に乗ってグルグンを釣ったりと遊び呆けの3日間を過ごし、7月11日、石垣島に戻ります。 ■ 「ミトレアキャンプ場」(西表島)でのわが家 ■ 「水落の滝」(西表島)で遊ぶの図 ■ 西表島の西南・外離島沖での釣果 石垣に戻ってからは島唄ライブハウスの「安里屋」で盛り上がり、宮古島でそばを食べて那覇経由で鹿児島に渡りました。 ■ 島唄ライブハウス「安里屋」(石垣島) ■ 「古謝そば」(宮古島)の「宮古そば」(500円) (2)九州〜山陰・北陸編 鹿児島港に着いたのは7月14日の朝。旅立ってから13日目、気がつけばもう24連休の折り返しを過ぎています。ということで、鹿児島からは阿蘇で「阿蘇市一の宮温泉センター」に寄ってから「やまなみ街道」経由で一気に福岡まで抜け、翌日、下関から日本海沿いをひたすら西に進み、島根県の「小波キャンプ場」に行き着きます。 ■ 「阿蘇市一の宮温泉センター」(熊本県阿蘇市一の宮町) ■ 「小波キャンプ場」(島根県)からの夕陽 翌7月16日もひたすら海岸線沿いを進みます。昼は兵庫県・香住町の「三七十鮨」で海鮮丼(上)を食べ、丹後半島の「宇山温泉・よし野の里」に寄っていきます。ここは浴室からの眺望が見事で、日本海が丸見え!です。 ■ 「三七十鮨」(兵庫県・香住町)の「海鮮丼(上)」(1,570円) ■ 「宇山温泉・よし野の里」(京都府京丹後市丹後町久僧) この日は金沢の親戚宅にお世話になってまったりするつもりだったのですが、お昼の海鮮丼に乗っていた“ウニ”が引き金となって早く北海道に行きたくなってしまいました。ということで敦賀から高速で一気に新潟まで抜け、翌朝小樽行きのフェリーに乗り込みました。 (3)北海道編 新潟港発のフェリーが小樽に到着したのは7月18日の早朝4時。まだ暗いうちから日本海沿いをひたすら北上し、10時、ノシャップ岬の「からふと食堂」に辿り着きます。ここは事前にチェックしておいたお店で、早速評判の「うにだけうに丼」を注文します。 ■ 「からふと食堂」(北海道・ノシャップ岬)の「うにだけうに丼」(2,800円) その後最北端の宗谷岬を経由して、今度はオホーツク海沿いをひたすら南下します。途中サロマ湖畔の「サロマ湖温泉」に寄ってから、夕方この日の目的地・網走に到着します。 ■ 日本最北端の碑(北海道・宗谷岬) ■ 「サロマ湖温泉」(北海道常呂郡佐呂間町) 網走では、いつもお世話になっているライダーハウス「夕陽の家」を利用します。おばちゃんに沖縄土産を渡したら、夕飯をおごってくれた上、近所の温泉「呼び人の湯」にも連れて行ってくれました。 ■ ライダーハウス「夕陽の家」(北海道網走市呼人) ■ 「呼び人の湯」(北海道網走市呼人) 翌7月19日、羅臼の「熊の湯温泉」に寄ってから納沙布岬まで抜けます。これでとりあえず、この旅の目的である「日本列島東西南北最端地制覇」は達成!です。 ■ 「熊の湯温泉」(北海道目梨郡羅臼町) ■ 本土最東端の碑(北海道・納沙布岬) その後屈斜路湖と摩周湖の間にある川湯温泉の公衆浴場に寄ってから網走に戻り、網走漁港で釣りをします。コマイやカレイが入れ食いで、夕食の食卓が賑わいました。 ■ 「川湯温泉公衆浴場」(北海道川上郡弟子屈町) ■ 網走漁港の釣果(調理後) その後の数日間は釣りをやったり、知り合いの自家用船で知床岬クルーズに出たりしてまったりと過ごし、上士幌、富良野経由で函館まで抜けて本州に戻ったのでした。 ■ 知床岬の先端 ■ 「ハイランドふらの温泉」(北海道富良野市島の下) (4)東北〜自宅編 7月23日午前9時半、函館港発のフェリーが青森港に到着します。そのまま酸ヶ湯温泉、奥入瀬、十和田湖をまわり、お昼は秋田県大館市の「秋田比内や」に寄ります。ここの親子丼は、噛み締めるたびに鶏の旨味がぎゅっと口の中に広がる好い品です。 ■ 「酸ヶ湯温泉」(青森県青森市八甲田) ■ 奥入瀬渓流(青森県) ■ 「秋田比内や」(秋田県大館市)の「放し飼い比内地鶏の半熟とろとろ親子丼」(840円) この日は田沢湖畔の「田沢湖ユースホステル」に宿を取り、翌7月24日、日本海まで抜けて新潟県村上市の「海府ふれあい広場」で釣りをします。サビキ釣りで豆アジを1時間で87尾ゲットし、関越道で東京・品川の自宅に直帰します。アジは翌日全部唐揚げにし、無事今回の旅は終了したのでした。 ■ 田沢湖温泉「一の湯」(秋田県仙北郡田沢湖町) ■ 「海府ふれあい広場」(新潟県村上市)の釣果 以上、今回はちょっと“温泉必須っ!”とは云い難い内容になってしまいましたが、「日本列島東西南北最端地制覇ツアー」の模様をお届けしました。これでコラム開始から通算1都1道2府38県を制覇、計58箇所の温泉入湯を果たしました。遂に残りは5県、次回最終回をご期待下さい! →@nifty温泉「山田温泉」詳細ページへ text by ライダーあき | 2006.03.07 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0) 2006.02.07第7回:【目指せ温泉全県制覇!】 西日本温泉放浪記(Part2)九州編ライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあき前回に続き、年末年始の「西日本温泉放浪」の模様をご紹介したいと思います。Part2となる今回は、「九州編」です。 ■ 4日目:2005年12月31日(土) 愛媛の八幡浜港を出たフェリーが大分の別府港に着いたのは、夜の8時。宿の当てはなかったので、とりあえず「別府ユースホステル」に電話をしてみます。 「今日これから大丈夫でしょうか?」 「混んでるけど問題ないよぉ」 とのことで、利用することにします(素泊まり3,360円)。 「別府ユースホステル」(大分県別府市中島町) ユースホステルが良いのは、勿論低価格である事は大前提ですが、このように直前でも部屋が空いていれば入れてくれる所、更に全国的なネットワークである所で、その日の最終到達地が流動的なツーリストにとっては結構使える施設だと思います。 「ここのお風呂ってもちろん温泉ですよね?」 チェックイン時にご主人に聞くと、 「バリバリ温泉だよっ!」 とのことで、風呂場へ直行します。 「別府ユースホステル」のお風呂 浴槽はそれほど広くありませんが、“今日はもう走らなくてもいい”という安堵感に包まれて入る宿の湯は好いもんですね。(この日の走行距離:432km) ■ 5日目:2006年1月1日(日) 6時起床、6時半に宿を出て、佐賀関に向かいます。生憎初日の出は雲に隠れて今ひとつの出来ですが、それと無く正月気分を味わえたので良しとします。 その後国道10号をひらすら南下し、11時、宮崎県・日向の「日向サンパーク温泉 お舟出の湯」に寄ります。 「日向サンパーク温泉 お舟出の湯」(宮崎県日向市幸脇) ここは日向灘を望む眺望が抜群の上、ヒバ材で造られた木製の湯船がとっても気持ちよいです。 「お舟出の湯」の湯舟 その後も引き続き国道10号を南下し、宮崎から宮崎道で鹿児島の横川ICまで抜けます。ほんとは霧島温泉郷へ行くつもりでしたが、途中偶々見つけた「横川町健康温泉センター」に寄ってみます。 「横川町健康温泉センター」(鹿児島県姶良郡横川町) ここはいかにも“町の憩いの場”といった感じの素朴な施設ですが、お湯ももてなしも柔らかくて気分がほっとりとします。 なお、この日は水俣の叔母の家にお世話になりました。(この日の走行距離:432km) ■ 6日目:1月2日(月) 水俣には父方代々の墓があるので午前中墓参りに行き、午後湯の児で釣りをします。 湯の児の海(熊本県水俣市) が、全くアタリが来ません。ということで気分転換に、目の前にあった「湯の児温泉 齊藤旅館」に寄ってみます。 「湯の児温泉 齊藤旅館」(熊本県水俣市湯の児温泉) その後も夕方まで釣りを続けますが、結局この日は釣果が無く、叔母の家に戻って寝ました。(この日の走行距離:12km) ■ 7日目:1月3日(火) 5時に起き、6時前水俣を出て国道3号を南下します。阿久根の手前で国道389号にスイッチして、まだ暗い中蔵之元港発・牛深港行フェリーに乗り込みます。牛深からは国道266号、389号を北上し、天草下島をぐるっと回って今度は鬼池港発・口之津港行フェリーに乗り込みます。口之津からは雲仙を右手に据えながら国道251号を北上し、橘湾をぐるっと回って長崎バイパス経由で昼前長崎市内に入ります。そして長崎港からこの日3本目のフェリーに乗り込んで、16時過ぎ福江島に辿り着きます。 今回の旅はあくまでも【目指せ温泉全県制覇!】の一環ですが、前から一度は「“釣りのメッカ”五島列島で釣りをしてみたい!」と思っていたので、ついつい来てしまいました。 港からまずこの日の寝床「さんさん富江キャンプ村」に移動し、テントを設営します。その後近所の釣具屋さんで釣りポイントのヒアリングをし、「五島コンカナ王国」に行ってみます。ここはリゾート宿泊施設ですが、日帰りできる「鬼岳温泉」があります。お湯の赤い石造りの露天はとても雰囲気があるのですが、夜なので景色を楽しめなかったのが残念ですね。 「五島コンカナ王国 鬼岳温泉」(長崎県五島市上大津町) その後キャンプ場からバイクで5分の黒瀬漁港まで行き、今が旬で五島名物のミズイカ(アオリイカ)を狙います。が、見事空振り。結局コンビニで酒とツマミを買ってきて呑んで寝ます。(この日の走行距離:310km) ■ 8日目:1月4日(水) 「さんさん富江キャンプ村」(長崎県五島市富江町)の朝 寒いので、島の反対側(西側)まで行って「荒川温泉公衆浴場」で朝風呂します。 「荒川温泉公衆浴場」(長崎県五島市玉之浦町荒川郷) ここはとても熱い源泉が蛇口から出てくるので冷えた身体にはもってこいです。脱衣室には漁船の名がマジックで書かれた洗面器が幾つも置いてあって、漁師さんも同じように冷えた身体を温めに来ているんだなぁと実感できます。 折角なので、島の最西端にある大瀬崎断崖に行ってみます。 大瀬崎断崖(長崎県五島市玉之浦町) 断崖は高いところで120mもあるそうでそれはそれで壮観なんですが、自分にとってはその反対側の光景のほうが引きつけられます。 大瀬崎から島側を見たところ 「思えば遠くへ来たもんだなぁ」 などと一服していると霙が降ってきたので退散し、黒瀬漁港のテトラで本日のメインイベント・フカセ釣りの開始です。狙いは勿論「クロ」(メジナ)。 が、結果は、魚影は濃いものの餌取りしか掛からず、磯竿は納めます。 でも折角五島まで来てボウズはないだろうということで、サビキ仕掛けで小アジを狙ってみます。実は前の晩、地元のおばあちゃんが同じようにして山ほど小アジを釣って帰っていくのを目撃していたのです。こちらは幸い外れなくアタリがあり、入れ食いです。おまけに漁から帰ってきた漁師さんが、 「お兄さん、これ小さくて売り物になんないから持ってきな!」 などとメジマグロ(クロマグロの幼魚)を2本デンと置いていってくれました。 黒瀬漁港(長崎県五島市富江町)の釣果 基本、ツーリング中の獲物はその日のうちに食べてしまいますが、これだけあるとそうも行きません。ということで、食べない分は干して置き、この日の晩飯はメジマグロの刺身と頭と骨を煮込んで塩だけで味付けした潮汁です。刺身は成魚のように鮮やかな赤身もとろっとろのトロもありませんが、よく締まっていて美味です。潮汁はメジマグロの、というか東シナ海のエキスがエイヤッと凝縮された感じで、感動的な旨さです。 メジマグロの刺身と潮汁 この日は雨降りでしかも寒いので、屋根のある炊事棟に避難して無事就寝です。(この日の走行距離:83km) ■ 9日目:1月5日(木) 炊事棟に避難した模様 この日は朝早くキャンプ場を出て、フェリーで長崎に戻ります。長崎からは長崎道で武雄北方ICまで行き、「武雄温泉」に寄っていきます。 「武雄温泉」(佐賀県武雄市武雄町) ここは言わずと知れた古湯で、「元湯」「蓬莱湯」「鷺乃湯」の3つの大衆浴場と、「殿様湯」「家老湯」「家族湯柄崎亭」の3つの家族湯があります。夫々利用料が異なり、今回は一番安い「元湯」を利用します。吹抜けの高い天井と「熱め」と「温め」の2つある湯舟が特徴的ですが、「熱め」の湯船はほんとに熱くてすぐに出ました。 その後引き続き長崎道を東北東に進みますが、鳥栖JCTまで雨、霙、雪に遭ってズブヌレです。ということで九州道・筑紫野ICで下りて「二日市温泉 博多湯」に寄っていきます。湯舟はちょっと狭いですが、清潔感のある施設です。 「二日市温泉 博多湯」(福岡県筑紫野市湯町) お向かいには「筑紫野市福祉センター 御前湯」があります(利用料200円)。 この日は福岡県前原市の友人宅にお世話になりましたが、西九州道は吹雪でまたまたズブヌレになってしまいました。(この日の走行距離:241km) 福岡・前原の友人宅にて ■ 10日目:1月6日(金) 朝から霙やら雪が降っているので、この日は休養日とします。昼は電車でぶらりと「きはちの湯」まで行って玄界灘を眺め、友人宅にもう一泊しました。 「喜八荘 きはちの湯」(福岡県糸島郡二丈町吉井) ■ 11日目:1月7日(土) 7時起床、9時前原の友人宅を出ます。天気予報は曇り後雪でしたが、もう旅の虫がウズウズして仕方ないのです。(Part3に続く) 以上、西日本温泉放浪記のPart2をお届けしましたが、これでコラム開始から通算1都1道1府32県を制覇、計41箇所の温泉入湯を果たしました。残りは1府11県、乞うご期待! →@nifty温泉「別府ユースホステル」詳細ページへ text by ライダーあき | 2006.02.07 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0) 2006.01.24第6回:【目指せ温泉全県制覇!】 西日本温泉放浪記(Part1)東海・南近畿・四国編ライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあき最近近場の釣りネタばかり続いてしまいましたが、このコラムのテーマはあくまでも【目指せ温泉全県制覇!】です。ということで思い切って会社を辞めて時間を確保し、年末年始に一気に西日本を回って来ました。今回から3回にわたってその模様をご紹介したいと思います。なお、 ■ 1日目:2005年12月28日(水) 出発前の模様(東京都品川区) 昼前に品川の自宅を発って、東名、伊勢湾岸道を経て夕方名古屋市内に入ります。早速『ツーリングマップル・中部北陸』で見つけた「天然温泉 白鳥の湯」に行ってみます。※昭文社『ツーリングマップル』シリーズはツーリング情報満載の地図で、多くのツーリングライダーから篤い支持を受けています。 「天然温泉 白鳥の湯」(愛知県名古屋市港区木場町) ここは典型的な都市型の温泉施設(所謂“スーパー銭湯”というやつ)で、ジェットバスやシルキーバス、電気風呂などお風呂のバラエティは豊富です。ただ、情緒とかそういうものとは無縁です。写真は露天の「滝の湯」ですが、露天は建物の内側が吹き抜けになったところにあるので、回りはすっかりコンクリートに囲まれてしまっています。そこから見上げる空はかなり狭くてちょっと哀しくなってきます。 「白鳥の湯」を出るともう暗いですが、宿を取るにはまだ早いので木曽川を渡って岐阜に入ります。地図を見ると長良川と揖斐川に挟まれた海津市の先っちょに温泉マークがあるので、とりあえず向かいます。 そこにあったのは、「海津市老人福祉施設 海津苑」でした。ここは公営だけあって、利用料は100円と格安です。浴室に入ると換気が悪いのか湯気が充満していて、そのモヤモヤの中央に“でん!”と円形の湯舟があります。そしてその周りには座ったり寝転がっているお年寄りが沢山いて、結構好い感じです。お湯は黄土色で口に含むと鉄の味が強く、かなりしょっぱいのが印象的です。素朴ながら浴場も休憩所も地元の老若男女で一杯で、何とも身体も心も温まります。 「海津市老人福祉施設 海津苑」(岐阜県海津市海津町福江) 海津を出てからは国道1号を南下し、三重に入ります。と、国道沿いにボウリング場やらカラオケやらバッティングセンターが固まった一帯があって、そこに「天然温泉 あさひの湯」との看板が見えます。もう夜10時過ぎでいい時間ですが、深夜1時までやっているとのことで寄ってみることにしました。 「天然温泉 あさひの湯」(三重県三重郡朝日町) ここも名古屋の「白鳥の湯」と同様“スーパー銭湯”で、夜遅いにも関わらず結構繁盛しています。内湯はそれほど広くありませんが、その分露天とサウナが広いです。写真は露天で、向こうに見えるのは「つぼ湯」です。それにしても、街中の温泉ほど「天然温泉」と付けたがるものなんですねぇ。 この日は特に当てもないので、国道沿いのまんが喫茶「コンパラ三重川越店」で夜を越します(ナイトパック1,800円)。(この日の走行距離:472km) ■ 2日目:12月29日(木) 7時半、三重のまんが喫茶を出て名阪国道(国道25号)を進みます。この日は和歌山からフェリーで四国に渡り、香川か徳島の何処かで釣り&テント泊する予定です。となると逆算すると、和歌山港には12時半には着いていたいところです。真直ぐ向かえば楽勝な距離ですが、その間に通過する奈良、大阪、和歌山も制覇しておきたい!という欲求が沸々と沸き上がってしまったので、急ぐ必要があります。 ということで郡山から国道24号を南下し、まずは「奈良健康ランド」に向かいます。 「天然大和温泉 奈良健康ランド」(奈良県天理市嘉幡町) ここはホテルやプールもあるかなり大規模な施設で、入口は自動改札のゲートになっています。浴場は天井が高くて広く、露天スペースも広くてそこそこ趣があってよろしいのですが、利用料1,000円がちょっと痛いです。 郡山からは西名阪道、阪和道をかっ飛ばし、貝塚ICで下ります。“スーパー銭湯”風ばかりでは詰らないので、府道40号を山側に入って行って「ほの字の里」に向かいます。ここは廃校になった小学校を利用してつくられた林業・農業の体験施設で、「ゆの館」という温泉施設があります。 「ほの字の里」のエントランス 「ほの字の里 森の浴場・ゆの館」(大阪府貝塚市蕎原) ここのオススメは露天のジャグジーで、いい感じに山の中にあるロケーションと、肌がツルツルするタイプのお湯が抜群です。 「ほの字の里 森の浴場・ゆの館」の露天ジャグジー その後再び阪和道に戻って和歌山ICで下りて、和歌山港の近くにある「天然温泉 西浜御殿の湯」(スーパー銭湯ユーバス和歌山店)に寄っていきます。和歌山といえば、本来であれば白浜や川湯、勝浦などといった名立たる温泉処を攻めたい所ですが、旅程的に厳しいので今回はここで我慢します。 「天然温泉 西浜御殿の湯」(スーパー銭湯ユーバス和歌山店)(和歌山県和歌山市湊) 体裁はごく普通の“スーパー銭湯”ですが、お湯には海の匂いと味が強く感じられ、何と無く「和歌山なんだなぁ」と思ってしまいました。 そんなこんなで12時半に無事和歌山港に到着し、13時10分発・徳島港行のフェリーに乗り込みます。15時過ぎに徳島港に到着し、早速高松道を香川方面に進んで引田IC近くの「引田社会福祉センター 翼山温泉」に寄って行きます。 「引田社会福祉センター 翼山温泉」(香川県大川郡引田町) ここはこの日の寝床「田の浦キャンプ場」に近いということで偶々見つけた施設ですが、上の写真にある“明朝体”通り、何てことの無い素朴さが印象的です。 「翼山温泉」の休憩室 この晩はキャンプ場の目の前の海でチョイ投げ釣りをするものの全くアタリはなく、19時半に静かに就寝したのでした。(この日の走行距離:296km) ■ 3日目:12月30日(金) 引田町営「田の浦キャンプ場」(香川県大川郡引田町)の朝 7時過ぎにキャンプ場を発って、国道11号、55号を南下します。10時、高知県境に近い「道の駅 宍喰温泉」に到着しますが、温泉の営業は11時からとのこと。徳島県では未入湯なので仕方なく待ちます。 「道の駅 宍喰温泉」(徳島県海部郡宍喰町久保) 一番乗りで入った浴室からは、“大パノラマ”とまでは行きませんが、とりあえず海が見えます。お湯はお肌つるつるタイプで、待った分まったりと独り占めします。 「道の駅 宍喰温泉」の浴室 その後も引き続き海岸線沿いの国道55号を南下し、室戸岬まで進みます。 室戸岬からは土佐湾をぐるりと西進し、高知の手前の野市で「黒潮温泉 龍馬の湯」に寄ります。ここはホテルに併設された施設で、造りは“スーパー銭湯”と大差ありません。2階にある休憩室にはまんがの沢山置いてあって、結構まったりできます。 「黒潮温泉 龍馬の湯」(高知県香美郡野市町東野) 「黒潮温泉 龍馬の湯」の休憩室 その後南国から高知道に乗って須崎まで抜けて、久礼で海沿いの県道25号にスイッチしてこの日の寝床「ライダーズイン中土佐」に向かいます。“ライダーズイン”は、所謂“ライダーハウス”的なライダー向けの宿泊施設で、高知県内に5つあります(他に奥物部、雲の上、室戸、四万十)。1人1泊3,000円と割と低価格ですが、自分の場合はテントサイト500円を利用します。 晩飯には目の前の海で釣ってきたアナゴの蒲焼きに加え、他のお客さんから本場のカツオのタタキや焼酎等も戴き、ほろ酔い状態で心地好く21時半に就寝です。(この日の走行距離:332km) ■ 4日目:12月31日(土) 「ライダーズイン中土佐」(高知県高岡郡中土佐町矢井賀乙)の朝 8時過ぎに宿を出て、足摺岬を目指します。 足摺岬(高知県土佐清水市) その後国道321号を北上し、昼飯は宿毛の道の駅でかつおのタタキ定食です。 「活魚 勝丸」(「道の駅 宿毛」内)の「かつおのタタキ定食」(1,000円) 宿毛からは国道56号を北上し、大洲で国道197号にスイッチして「大洲温泉 さがの」に寄っていきます。ここは国道沿いのレストラン「嵯峨野」に併設した施設で、山の中腹にあります。 「大洲温泉 さがの」(愛媛県大洲市平野町野田) 縦長の構造が印象的ですが、お年寄りには向いていません。 「大洲温泉 さがの」の内部 その後八幡浜から別府行きのフェリーに乗り込んで、豊後水道を渡ります。(Part2に続く) 以上、西日本温泉放浪記のPart1をお届けしましたが、これでコラム開始から通算1都1道1府25県を制覇、計33箇所の温泉入湯を果たしました。残りは1府18県、乞うご期待! →@nifty温泉「天然温泉 白鳥の湯」詳細ページへ text by ライダーあき | 2006.01.24 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0) 2006.01.10第5回:【目指せ温泉全県制覇!】 ドキュメント・クリスマス釣行ライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあき前回は、日帰りで行ける温泉&釣行スポットをいくつかご紹介しました。が、釣果はどれもいまひとつ。 こんな体たらくでは年を越せないので、再度伊東までボート釣りに行ってきました。今回はその模様を、雪辱戦らしく“ドキュメンタリータッチ”でお届けしたいと思います。 ■ 2005年12月25日(日) AM 4:30 起床 目覚ましで布団から飛び出し、パソコンに向かう。気象情報のチェックだ。予報では、伊東の今日の天気は「晴れ」、気温は12時で「9℃」と申し分ない。が、問題は “風”だ。ここ3週間ほど機会を伺っていたが、西高東低の気圧配置による西風の影響で、土日に関して云えばボートを出せる状況ではなかった。 問題の“風”は、午前6時「西南西の風3」、9時「北西の風2」、12時「北の風1」(風速の単位はm/s)と、比較的良好。思わずニヤリとしてしまうが、午後からは西南西の風が一気に強まりそうなので、楽観視はできない。 ■ AM 5:01 伊東へ電話 早速伊東の「オーシャン釣具店」に電話を入れる。7コール目でおじさんが出た。 「今日はイケるでしょーっ!!」 まだ寝ぼけ眼の自分だが、不思議な位声に張りがある。 「今日は大丈夫だなぁ、むにゃむにゃ」 向こうも寝起きなのがマザマザと判る声で返してくる。 「じゃあこれから行きまーす!」 そう言って電話を切って、荷をまとめる。寝たのは午前2時半だが、睡眠不足など微塵も感じない。 ■ AM 5:31 品川を出発 バイクに荷を積み、品川の家を出る。充分着込んでいるが、指先が“冷たい”を通り越して“痛い”。悴んだ指先に鞭打って、東名、小田原厚木道路、真鶴道路、熱海ビーチラインを乗り継ぐ。 ■ AM 7:32 オーシャン釣具店に到着 「ざいまーす!」 そう声をかけると、奥のソファで毛布に包ったおじさんがひょっこりと頭を起こす。 「おぅ」 今年12回目の朝の挨拶だ。 ■ AM 7:39 調達 近所のコンビニで朝昼分の食料を購入し、店に戻る。既に撒き餌のアミコマセ、付け餌のオキアミ、クーラーと氷、それにライフジャケットが用意されている。 「コマセは2つでいいな?」 「ですねぇ。午後からまた荒れてくるでしょ」 「仕方ないなぁ、この時期だから」 コマセは2ブロックで5〜6時間もつ。 ■ AM 8:15 ポイントへ ボートを漕ぎ出し、陸の目印を確認しながら、ポイントへ向かう。15分ほど漕いだところで、おじさんに電話を入れる。 「この辺でどうでしょう?」 「そうだなぁ、バッチリだけどアンカーはもう10m沖から打ったほうがいいな」 「了解です!」 指示の通りにして、アンカー(錨)を打つ。アンカーはボートがポイントから外れないために打つわけだが、潮や風の影響でボートは流されるので、アンカー(ポイント)の位置=ボートの位置とは限らない。例えば下図のように、沖から潮が流れればボートは陸側に寄ってしまうため、ポイントを逸することになる。それを考慮しての、「もう10m沖から」なのだ。 ただ、潮や風は常に同じベクトルではないので、場合によってはアンカーを打ち直す必要も生じてくる。水深やロープの長さにもよるが、ここでは最大で30〜40mの振れ幅が予想される。おじさんが提唱する“ポイント”は、厳密には10m四方の非常に限られたエリアなので、慎重なアンカリングが要求されるのだ。 ■ AM 8:48 実釣開始 アンカーロープが張ったところで、実釣開始だ。 前回のコラムでも紹介したが、ここでは「ビシ釣り」という釣法を採る。錘のついたカゴ(これを「ビシ」という)に撒き餌を入れて、それを海に落として魚を集め、付け餌を食わせるという釣り方だ。この時期の本命はマダイ、アジ、カイワリで、タナ(目当ての魚がいる層)は“底”となる。 竿はアジビシ竿とマダイ竿の2本で、リールは両軸リールを使用する。仕掛けは天秤に50号のビシで、ハリスは4号が全長3m、針は2本針だ。 基本的な釣り方は、ビシが着底してから2m巻いてコマセを撒き、もう2〜3m巻いたところでアタリを待つ。 ■ AM 9:28 サバが来た ボートはアンカーから北西の方向に流れ、水深は38.5m。おじさんが推奨するポイントだ。 最初のアタリは、食い込んだ直後にテンションが開放されたので、ひと目でサバだと判る。夏場は嫌になるほど掛かって外道扱いのサバだが、この時期は脂が乗って旨いので当然持ち帰る。すぐに首を圧し折って、エラを取って血を抜く。 ■ AM 11:29 風が吹いてきた サバがポツポツ掛かるのみで、前半戦が終了。 予報の通り風は北西の風に変わり、時折強く吹くようになってきた。その影響でボートは南東へ向き出し、水深は40m前後で推移し始める。 ■ AM 11:53 カイワリが来た マダイ特有の引き込みがないので、アジかカイワリだと判る。結果、20cm弱のカイワリだ。カイワリは群れて回遊するので、急いでコマセを詰め込み、再投入する。と、直後反対の竿にまたカイワリが来る。 ■ PM 1:27 風は完全な西風に その後カイワリ3尾にアジが1尾、それにマトウダイが1尾と好調の兆しが見えるが、西風が強い。釣りはまだできるが、真正面から風を受ける形となる帰路が心配だ。餌はまだあるが、ここは勇退だと判断し、竿を納める。 結果、抜錨する際に随分と風に流され、浜に着岸するまでに45分間を要した。 迎えに来たおじさんに、無事帰還したことと、決して胸を張れる釣物ではないものの取り敢えずクーラーを一杯にしてきたこと、それに正しくポイント取りができたことを胸に携えて微笑みかけると、 「漕ぎ幅が小さいんだよなぁ。もうちょっと大きく漕いでさぁ、風が一瞬止んだときに一気に漕ぐんだよぉ」 などとまた説教。でもまあ、いつもより何だか優しさが滲んでいるので許す。 ■ PM 3:09 近所のお風呂へ
考えてみると、今まで伊東の風呂には入ってなかった。おじさんにオススメを教えて貰い、路地を進む。 ■ PM 3:10 湯川共同浴場「弁天の湯」 熱海と並んで伊豆を代表する大温泉地、伊東の路地裏で出会ったのは、極めて庶民的な“町のお風呂屋さん”だった。 戸を開けると番台があって、利用料170円を支払う。木製のロッカーに服を詰めて浴室に入ると、中央に浴槽があって、まわりにカランが並ぶ。先客は皆地元のおじさん、おじいさん風で、7、8人。日曜の午後らしく、回転良く人が入れ替わる。 汗を流してから耳まで湯に浸かり、首や肩を揉み解す。 「あ゛ーっ」 そう吐息を吐くと、朝から酷使してきた身体がぐったりと湯に溶け込む。 ■ PM 3:46 風呂から上がって海を眺める
「これでとりあえず、雪辱は叶った。悔いなく年を越せる」 そう、人寂しげな海に言い聞かせる。 ■ PM 3:56 帰路に就く 帰りは東名の渋滞を避け、西湘バイパス経由で国道1号を抜け、横浜の実家へ。18時半に到着し、台所を使わせてもらう。 ■ PM 7:16 本日の釣果 カイワリとマトウダイは刺身に、サバは一夜干しとしめサバ用に捌く。食べない分はすべて冷凍保存だ。 ■ PM 9:10 しめサバが旨い しめサバは醤油につけると脂が滲み、口に入れると身がとろける。一緒に食べた母も、 「これがサバなのぉ?」 などと感心する。 「これが釣り人の特権だよ」 などと言って酒を呷るが、思いのほか酔いの回るのが早く、一気に眠たくなってしまうのだった。 なお、これでコラム開始から通算1都1道16県を制覇、計23箇所の温泉入湯を果たしました。残りは2府27県、乞うご期待! text by ライダーあき | 2006.01.10 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0) 2005.12.20第4回:【目指せ温泉全県制覇!】 伊豆・房総日帰り温泉釣行記ライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあき長期休暇がとれない&金欠です。 なので今回は、 (1)日帰りで温泉に入って、 という一石三鳥の黄金プランをご紹介します。行き先は下の地図の通り伊豆・房総方面で、数回に分けて行ってきたその模様をレポートします! 【1】 伊東港・ボートのビシ釣り<その1>(11月19日) 「ビシ釣り」とは、錘のついたカゴ(これを「ビシ」という)に撒き餌を入れて、それを海にドボンと落してアタリを待つ釣り方です。船釣りではポピュラーな釣法ですが、自分の場合は大きな乗合船に乗る余裕がないので、安い手漕ぎボートを借ります。ボートなのであまり遠く(深い所)には行けませんが、自分の都合でできるので気が楽です。最近は専ら、家から片道2時間の好漁場、伊東に通っています。 東名、小田原厚木道路、真鶴道路、熱海ビーチライン、国道135号を経て、7時半伊東の「オーシャン釣具店」に到着。ここは貸しボートが1日3,000円で、もうこれで今年9回目の利用になります。ご主人は頑固系で自説を説き始めると結構長いのですが、親身になって色々教えてくれるので憎めません。
早速ボートを出して、陸の目印を確認しながらポイントまで漕いで行きます。この時期この場所の本命はマダイ、アジ、カイワリで、タナ(目当ての魚がいそうな層)は底です。中層ではサバ、ウスバハギが、ベタ底ではヒラメが混じりますが、とりあえずは底で勝負します。
が、この日は極めて低調で、釣果はサバ4尾に子マダイ1尾のみと、過去最悪の貧果です。 相当凹んでいたので、リフレッシュしようと網代の「平鶴」に寄って帰りました。ここは日帰り1,050円と割高ですが、相模灘を望む露天がサイコーなのです。でも、海が近すぎて、 「ここで釣りの続きをやらせろー!」 などとわめいてしまうのでした。 (この日の走行距離:256km)
<釣った魚を食べるの図> 【2】 横浜港・大黒ふ頭のヘチ釣り(11月25、26日) この日は横浜の大黒ふ頭でメバルを釣ろうと、まずは身体を温めに「ヨコハマ・ユーランド鶴見」へ(利用料は夜間90分までで800円)。24時まで営業のところ23時半に駆け込んだので、忙しくなく脱衣して露天に向かいます。 でも、ほぼ貸切状態で都会の狭い夜空を眺めながら浸かる露天は、ちょっと物悲しいものがありますね。
大黒ふ頭への釣行は100回以上、釣魚は1,000尾を優に超えます。ただ最近はめっきり足が遠退いていて、今回は1年2ヶ月振りとなります。 「ヘチ釣り」は堤防の多い東京湾岸(特に横浜・川崎)に特徴的な釣法で、ヘチ竿という短竿にリール、それに糸に針に餌というシンプルな仕掛けを、堤防の際(=ヘチ)ギリギリのところに投入する釣り方です。本命はクロダイですが、自分の場合は通年で釣れるメバルを狙うことが多いです。 しかし現場に行ってみると、取って置きのポイントが輸出車両置場になっていて入れません。ちょっとガックリですが、これは想定の範囲内。基本的に国際流通拠点として機能しているので、港湾内のレイアウト変更は日常茶飯事なのです。 ということで気を取り直して別のポイントで試してみますが、一向にアタリがありません。他の釣り人に聞いても、 「セイゴがポツポツだねえ」 とのこと。 効率良くないのと寒いのとで、午前2時までやって帰りました。もちろん釣果はなしです。 (【3】につづく) 【3】 伊東港・ボートのビシ釣り<その2>(11月26日) 大黒ふ頭から一旦品川の自宅に戻って、釣具を替えて伊東に向かいます。 6時には「オーシャン釣具店」に到着し、7時から釣り開始です。
この日も低調ですが、何とかサバ7尾、子ヒラメ1尾、子マダイ1尾をゲットして、13時に納竿。 死ぬほど眠かったので温泉には入らず、とっとと家に帰って寝ました。 (【2】と【3】の走行距離:294km) <釣った魚を食べるの図> 【4】 鹿島港・魚釣園のチョイ投げ(12月3日) サバばかりでは何なので、冬の釣魚の代表格・カレイを釣りに行くことにしました。場所は「鹿島港魚釣園」(茨城県鹿嶋市)です。 品川から首都高、東関道経由で鹿島へ。一旦海沿いの国道51号を北上し、「とっぷ・さんて大洋」(茨城県鉾田市)に寄ります。ここは利用料1,200円(市民は900円)でお風呂とトレーニングルームが使えます。 早速目当ての露天に向かい、鹿島灘を眺めながら飴色のお湯に浸かります。
その後鹿島に戻り、魚釣園へ。ここは有料(200円)ですが、釣座が安定しているので家族連れに人気があります。 管理人に具合を聞くと、 「カレイとアイナメがポツポツだねえ」 とのこと。 ということで、とりあえずチョイ投げで様子を見ます。「チョイ投げ」とはその名の通り、錘を付けた仕掛けを“チョイ”と近場に投げて待つ釣り方です(餌は海釣りの万能餌、青イソメ)。
結果、小まめに誘いをかけながらキャストを繰り返しますが、2時間程でかかったのはリリース対象のメゴチ数尾のみです。周りを見てもアイナメが本当にポツポツなので、ここは諦めてバイクに跨ったのでした。 (【5】につづく) 【5】 小湊港・遠投カゴ釣り(12月3、4日) 鹿島から国道124号を南下し、銚子大橋を渡って千葉県へ。 時刻は既に16時を回り辺りは暗くなり始めていますが、このまま品川に帰る気はありません。鹿島がダメだった場合も想定し、外房での釣行も視野に入れていたのです。 銚子からは国道126号を東進し、飯岡で海沿いの県道30号(九十九里ビーチライン)にスイッチします。 すると程なく、県道脇の民宿風の建物に「矢指ヶ浦温泉館」とあります。様子を伺うと中からおばちゃんが出てきて、 「日帰りですか、どうぞどうぞ」 と迎え入れてくれるので、寄っていくことにしました。ここは民宿兼業の温泉なので湯船は小さ目ですが、アットホームなもてなしが心を温めてくれます。なお、偶々見つけた温泉ですが、貰った名刺には「千葉県温泉第一号」とありました。
引き続き真っ暗な県道30号を南下し、太東から国道128号を更に南下します。 目的地の小湊港に着いたのは23時。ここは釣座まで車の乗り入れができる人気スポットで、すでに7、8台の車がとまっています。狙いは皆アジ。具合を聞くと、 「今はダメだねぇ。でも勝負は5時6時だね」 という予想通りの回答。 ここでは、「遠投カゴ釣り」でアジを狙います。その名の通り、撒き餌を入れたカゴを遠くに放って、浮きでタナを調整しながら魚を集めて仕掛けの餌を食わせる、という釣り方です。アジは朝夕のまづめどき(薄暗い時間帯)に捕食が活性化するので、皆夜通しで臨戦態勢をとります。 結果、思惑通り5時6時にアタリが集中するものの、ライントラブルが頻発して思うように釣れず、釣果は7尾のみでした。 7時には小湊を後にし、勝浦から国道297号を北上し、米沢で国道409号にスイッチして木更津まで抜け、館山道、アクラライン経由で横浜の実家に帰ります。完徹の睡魔を無理やり寒さで押し潰してきたので、ついつい甘えてしまいました。久しぶりに浸かる実家の浴槽は何とも心地よく、思いっきり風呂寝してしまうのでした。 (【4】と【5】の走行距離:462km)
<釣った魚を食べるの図> なお、これでコラム開始から通算1都1道16県を制覇、計22箇所の温泉入湯を果たしました。残りは2府27県、乞うご期待! ■ コラムの軌跡 →@nifty温泉「磯料理・海辺の湯の宿 平鶴」詳細ページへ text by ライダーあき | 2005.12.20 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0) 2005.12.06第3回:【目指せ温泉全県制覇!】 北関東甲信越・1泊2日紅葉狩り温泉ツアーライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあきタイトルにある通り、現在、 「47都道府県すべてで温泉に入ってやるっ!」 という企画を好評!?展開中です。 (1)移動手段はバイクであること を条件に、とりあえず進行中です。 初回は北海道を、2回目は東北を中心にまわって、合わせて1都1道6県を制覇、計11箇所の温泉に入ってきました。 ■1日目:11月12日(土) 朝方降っていた雨が止むのを待って、10時品川の自宅を出発。とりあえず首都高経由で三郷まで移動して、国道4号線沿いにある「越谷天然温泉美人の湯 湯あそび広場 ゆの華」に入店(700円)。ぽかぽか陽気で特に「温泉必須っ!」ではないですが、名前に惹かれついつい寄ってしまいました。もちろん美人がいるとかいないとかそういう話ではないのですが、非リゾート温泉特有の“都会のダルさ”がお客に感じられ、何となくギャップを感じてしまうケダルイ正午なのでした。
その後東北道、日光宇都宮道経由で中禅寺湖まで抜けると、数時間前がウソかのような肌寒さです。太陽は燦々と照っているものの、圧倒的に気温が低いのです。さらに国道120号を北上して戦場ヶ原まで来ると、11月上旬なのにもう雪!が降っています。鼻水は止まらなくなって、指先の神経はどこか違うところへ行こうとしています。これはまさしく「温泉必須っ!」な事態です。 ということですかさず、奥日光湯元温泉「湯乃家旅館」に逃げ込みました(日帰り入浴料600円)。中途半端な時間(15時頃)だったせいか、他に日帰り客はいません。浴室を覗くと、白い湯から立ち昇る湯煙がいかにも“浸かり気”を誘います。すぐさま脱衣して浸かると、スポンジに水が染み込むように冷えた身体に生気が蘇っていきます。ここの源泉かけ流しは「温泉遺産」にも認定されているようで、けっこう穴場かも知れません。場所は、「湯の湖」の湖畔です。
ひどい雪ではないので引き続き国道120号を進むと、金精峠付近から景色が一層白くなってきます。路面は大したことはないですが、道路脇にはかなりの積雪が確認できます。二輪の場合スリップ≒転倒なので、雪や凍結には要注意です。 峠を越えて群馬県に入ってしばらく走ると、雪の白が紅葉の橙や黄に遷移していきます。「やっと紅葉狩りらしくなってきたな」と天然劇場に目を委ねながらまったり進んでいると、「大露天風呂」との看板を発見。身体にはまだ「湯乃家」の余韻が残ってはいるものの、何せ露天に「大!」が付く事態を放っておくわけにはいきません。
引き続き国道120号を進み、沼田ICから関越道にのって一気に湯沢まで抜けました。時刻は17時半。もう真っ暗で、走行中視野に入る看板から魅力的で安そうな日帰り温泉を探り当てるのは、かなり困難な状況です。かといってホテルなどを利用してしまうと、高い上にこの時間帯は宿泊客で混雑しているに違いありません。 湯沢を出てからは国道353号、117号で長野まで抜け、県道31号(通称「オリンピック道路」)にスイッチして21時、白馬に到着。気温は2℃まで下がっていたので、早速白馬八方温泉「みみずくの湯」の露天に飛び込み、目の下までお湯につかります。外は夜空で自慢の眺望は拝めませんが、それでも屋根の高い露天は開放感があって寛げます。 この日の寝床は叔父の家です。八方尾根スキー場・咲花ゲレンデの目の前にあって、宿を経営しています。突然の訪問で叔父夫妻は不在だったものの、従兄弟に世話をしてもらって何とか事なきを得ました。随分と忙しない道程をこなした一日だったので、「明日はもうちょっとまったりしよう」と思いつつ24時ごろ就寝。この日の走行距離は479km。 8時半起床、本日も晴天です。コーヒー片手にゲレンデに出ると、いい感じで紅濃くなった山並みの向こうに、真っ白な頂が見えます。ここももう少し経てば、一面銀世界になって一気に人口密度が濃くなります。
10時白馬を出て、千曲川沿いの国道18号、141号を南下します。佐久に入ってから左右の視野が山々の大パノラマで占められ、心が和みます。
引き続き141号を南下し、15時、韮崎の「ゆ〜ぷるにらさき」にて小休止です(利用料500円)。ここはプールが併設されていて、それを被うように設えられた大きなガラス張りのドームが、何となくナウシカの大蟲に見えます。プールの塩素臭さがちょっと気になりますが、“市民のリフレッシュの場”として充分に機能している様子は見ていて清々しいです。
韮崎からは中央道で帰路につき、渋滞にもまれながら20時、品川の自宅に到着。この日の走行距離は346km、2日間の総走行距離は825kmでした。 以上、1泊2日の小旅行の模様をお届けしましたが、これでコラム開始から通算1都1道12県を制覇、計18箇所の温泉入湯を果たしました。残りは2府31県、乞うご期待! ■ツーリングルート →@nifty温泉「越谷天然温泉美人の湯 湯あそび広場 ゆの華」詳細ページへ text by ライダーあき | 2005.12.06 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (3) 2005.11.22第2回:【目指せ温泉全県制覇!】 東北・うにマグロキャンプ編ライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあき前回は「アキアジ釣り」に特化したツーリングの模様をお届けしましたが、今回はライダーあきの標準的なバイクツーリングの実態を披露したいと思います。 基本的に、 (1)温泉 が必須ですが、冬は(2)と(3)を断念するケースもあります。また(3)は主に海釣りなので、ルートは海沿いが中心です。行先は国内万遍なくですが、路面凍結が予想される場所・時期はなるべく避けます。 ということで今回は、寒くなる前に「東北」に行っておくことにしました。 ただ・・・ ぶっちゃけると・・・ 前回分をまとめている最中から・・・ 「このコラムの連載中(5ヶ月間)に47都道府県すべてで温泉に入ってやる!」 との野望が沸々と湧き上がってきて、 「初回が北海道なら今度は東北6県制覇だ!」 などと鼻息を荒くしていたんです。 だから寒くても東北なんです。ということで、11月初旬に確保した3泊4日(11月3〜6日)で、逆説的ながらまさしく「温泉必須っ!」な旅に出たのです!
■1日目:11月3日(木) 5時半品川の自宅を出発して、東北道へ。福島に入ってから一気に冷え込んできたので、一旦飯坂ICでおりて湯につかることに。
その後再び東北道に戻って一関で国道284号にスイッチし、一気に太平洋岸まで抜けて南気仙沼へ。 「これからどこ行くの?」 「前回はリアス式のぐにゃぐにゃ道に悩まされて一関まで逃げたので、今回はずっと海沿いを走ります。今日は本州最東端のキャンプ場まで行く予定です」 「キャンプなんかして寒いでしょう。晩ご飯はどうするの?おにぎりつくってあげようか?」 「いえ、晩飯は魚釣って食べます。自分で釣った地魚を肴に酒飲むのが最高なんですよ。それに今時分のキャンプはもちろん寒いですけど、朝、自分で淹れたコーヒーが最高にうまいんですよ」 こう言うと、大抵の人は納得してくれます。
その後国道45号を北上し、「姉吉キャンプ場」に着いたのは18時すぎ。辺りはもう真っ暗で、おまけに山の中。早速テントを設営し、目の前の海でチョイ投げして釣ってきたドンコ(見た目はでかいオタマジャクシ。本名はエゾイソアイナメ)を潮汁にして、晩飯。就寝は22時。この日の走行距離は690km。 ■2日目:11月4日(金) 本州最東端の鯔ヶ崎(とどがさき)へは、キャンプ場から4km、山道を小1時間歩いて行かなければなりません。折角なのでそこで“日の出”を見たかったのですが、役場の定時サイレンでバッと起きると、もう7時半!寝ぼけまなこでテントから這い出すと、当然のように太陽が出ています。この時期のキャンプだと寒さで夜明け前に目覚めると思ったのですが、相当寝心地がよかったのでしょう。 とりあえず自分で淹れたコーヒーと朝の空気を味わいながら、今日のプランを練ります。毎回そうですが、事前にプランを詳細まで詰めることはしません。今回のように寝坊したり、場合によっては怪我や故障に遭うことも、逆に長居したくなるような発見や出会いに逢うこともあります。そういう諸々に臨機応変に対応できるよう、あえて余白は多めに残します。でも逆に、行先未決定の緊張感・不安感がないと、単独行は成立しない(面白くない)のかも知れませんね。ということで、“最東端の日の出”がダメなら“最北端の夕陽”だろうということで、今日は大間崎を目指すことにしました。
海沿いの国道45号線をくねくねと北上しますが、このあたり三陸沿岸にはあまり温泉がありません。岩手ではまだ未入湯なのでちょっと焦っていると、やっと青森との県境に近い種市で「たねいちスパ ステラマリン」(利用料350円)を発見しました。ここの売りは太平洋の大パノラマです。が、それよりも食堂で出している「鮭の親子丼」とか「ほやラーメン」のほうが気になって仕方ないです。昼食後の訪問であることをほんとに悔やみました(泣)
その後八戸をすぎてから国道338号にスイッチしてそれなりに飛ばしたのですが、下北半島の斧の付け根・むつ市に着いたのはもう16時すぎです。おまけに途中から雷雨で、時間的にも天候的にも「最北端で夕陽を見る」プランは絶望的になってきました。むつからは国道279号を北西に進み、本州最北端の碑の前には17時半に到着です。幸い雨は止んでいますが、もう真っ暗で夕陽どころではありません。 それでもここは、大間。気を取り直して町を物色すると、ありましたありました、「マグロ」の看板が!そう、大間と言えば「マグロ」です。早速店に入ってマグロ丼を注文。大間産の本マグロを若干ヅケにしてあって、身はコクと甘みがあって放って置くと脂が勝手に溶けていきます!もずくの味噌汁と酢の物もかなりいけます! この日は雨でぬれた服と靴を乾かしたかったので、軟弱ですが、大間崎に近い素泊まり宿(2,000円)を利用しました。風呂は「大間温泉海峡保養センター」まで行ってきて(利用料370円)、テレビを見ながら平和に22時に就寝。この日の走行距離は370km。
■3日目:11月5日(土) 旅の日程を半分消化して東北6県中4県での入湯を達成、残るは秋田と山形のみです。ここから先はノーアイデアでしたが、とりあえず下北半島西岸をぐるっとまわります。5時半に大間を発って、海沿いのくねくね道を進みます。まだ車はほとんど通っていなくて、朝もやの紅葉や、名所・仏ヶ浦に代表される荒々しい海岸線の景観を独り占めです。脇野沢をすぎると今度はなだらかな道になって、陸奥湾を右手に眺めながらまったりと進みます。むつ、横浜を経由して下北半島の付け根・野辺地には9時半に着きました。
この時期だと奥入瀬・十和田湖周辺の紅葉が最高なんでしょうが、7月に行ったばかりなので、青森経由で日本海側まで抜けました。この辺りも5月にまわったばかりですが、その時行きそびれた「黄金崎不老不死温泉」に寄ってみました(利用料600円)。内湯をスルーして露天に直行すると、その名の通りお湯が「黄金色」なんですね。目前にドカンと広がる海!というロケーションも抜群です。
その後海沿いの国道101号をひたすら南下して男鹿半島を走っていると、「混浴ランドおが」との看板が!ちょっと期待して入ってみると、なんと「男湯」と「女湯」がわかれているではありませんか!よくよく見てみると、「混浴」じゃなくて「温浴」でした(笑)。でもこれで秋田での入湯も達成(利用料300円)。 この日は結局国道7号で象潟まで南下して、「象潟海岸海水浴場キャンプ場」を利用しました(夏期以外は無料)。この日の走行距離は589km。
■4日目:11月6日(日) 最終日を迎え、残るは山形のみ。早くかたをつけたかったので、象潟からちょっと南にある「鳥海温泉・あぽん西浜」まですっ飛ばし、朝風呂です(利用料350円)。これでとりあえず東北6県での入湯を達成! でもちょっともの足りないので、いわき湯本で「さはこの湯」(利用料220円)につかってから東京に戻って、仕上げに目黒の「鷹番の湯」に寄って帰宅です。この日の走行距離は611km、4日間の総走行距離は2,260kmでした。
以上、4日間の足跡を足早に追いましたが、これがライダーあきの標準的なバイクツーリングです。ほんとは他にも青森・平内のほたてソフトや鰺ヶ沢のいか焼き、それに秋田のハタハタなど色々とうまいもんを食べてきたのですが、それを書くと字数オーバーなので割愛しました。とにかくこんな調子で、残りの2府37県も攻めて行きたいと思います! →@nifty温泉「鯖湖湯」詳細ページへ text by ライダーあき | 2005.11.22 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0) 2005.11.08第1回:北海道・アキアジ温泉ツアーライダーあきの温泉必須っ! by ライダーあき「アキアジ」をご存じでしょうか? 漢字で「秋味」と書くと「ビールの銘柄ね」なんて片付けられそうですが、元々語源はアイヌ語の「アキアチップ」(秋の魚の意)で、秋になって遡上してくるサケのことをいいます。大群のサケが川を上る姿はテレビでもお馴染みだと思いますが、あのサケのことを北海道や東北では「アキアジ」と呼ぶんです。そして9〜10月にかけて北海道沿岸各地でみられるアキアジ釣りの光景は、まさに北海道の秋の風物詩なんです。 今回は、このアキアジを釣りにわざわざ北海道まで行ってきた馬鹿っぷりを、「温泉必須っ!」な状況をまじえながらレポートします! アキアジ釣りのメッカはオホーツク海沿岸、中でも網走方面だとされますが、今回確保できた日程(10月8〜10日の3連休=2泊3日)で東京・網走間の往復は厳しいものがあります。そこで対象エリアを道南に絞って調べてみると、日本海側の瀬棚や太平洋側の登別川河口でもぼちぼちあがっていることがわかりました。早速瀬棚近辺の宿を予約し、さらにアキアジ釣り用の竿とリールを新調し、おまけに消耗の激しかったバイクのタイヤを交換し、万全の体制で出発のときを迎えました(そもそもライダーですから、「飛行機で行く」という発想が端からないことはご了承ください笑)。 ■1日目:10月8日(土) 行き帰りは当然走りっぱなしなので、せめて初日は夕陽の見える温泉にでもつかり、まったりと長距離移動の疲れを癒したいなと考え、午前3時半に東京・品川の自宅を出ました。途中雨にやられながらもひたすら東北道を北上し、青森港には11時半に到着、すかさず函館行きのフェリーに乗り込み、16時すぎ無事北海道に上陸しました。早速国道227号で日本海を目指し、何とか17時半には日本海沿いの江差まで抜けました。が、肝心の夕陽が雲間に隠れてしまっています。そうこうするうちどんどん暗くなって、最初の目論見は脆くも崩れました。ただ正直なところ、ここまで来るともう夕陽が見える・見えないは関係ないです。疲労は極限まで到達しているし、午前中の雨で靴は濡れたままだし、何よりも日が暮れてから一気に気温が下がってきて、とにかく、 「温泉必須っ!」 な状況なんです。そんな切迫した中海岸線沿いの国道229号を北上していると、大きな看板に「あわびの湯」との文字を発見!すぐさま脳裏に浮かんだのは、でっかいあわびの貝殻でできた湯舟です。こいつは面白そうだと思い、早速国民宿舎「ひらたない荘」に隣接する「あわびの湯」に行ってみました。利用料450円を払って中に入ると、ロビーに大きなパネルが何枚も並んでいて、あわびの食生活や分類、世界のあわび分布などが解説されています。さらに生きたあわびの入った水槽も置いてあって、結構充実した展示内容です。浴室に入ると、洗い場ブース上部にあわびの写真が貼られていたり、あわびを模ったと思われる浴槽などがあって、まさにあわび尽くし!でもなぜ「あわび」なのかというと、ここ熊石の特産が養殖あわびだからなんですね。結局あわびの貝殻でできた湯舟には出会えませんでしたが、熊石のあわびに対する情熱がひしひしと伝わってくるいい温泉だと思います。 あわびの力!?で無事疲労回復したあとは引き続き229号を北上し、21時ごろ島牧の宿に到着しました。この日の走行距離は944kmです。 ■2日目:10月9日(日) 2日目は、午前3時半から今回のメインイベントであるアキアジ釣り開始です。ちなみにアキアジ釣りは、専用の浮きルアー仕掛け(サンマやカツオの切身などの餌もつけます)を投げて、それを手前にゆっくりゆっくりと引いてくる、という極めて単純な釣法です。 まずは泊川河口のポイントに行ってみました。が、高波で仕掛けはすぐに押し返され、全く釣りになりません。結局3時間粘ってアタリは一切なしです。 気を取り直して瀬棚漁港に来てみると、すでに40〜50人の釣り人が所狭しと竿を出す中、時折海面をアキアジが飛び跳ね、足元では群れが見えます。 たった今アキアジを釣り上げたおじさんのもとに寄って話を聞くと、 「今朝これで4本目だよ」 といってゴミ袋に入れたアキアジを見せてくれました。俄然やる気が出てきて、早速キャスト開始です。あたりを窺う限り、仕掛けもエサも釣り方も同じです。 「これは時間の問題だな」 と高鳴る鼓動を抑えながらキャストを繰り返しますが、アタリは来ません。でも、まわりは釣れています。釣れた人は早々に引き上げていくので、港からはどんどん人が減っていきます。なんだか残された自分が、教室に居残りになった小学生のようです。結局その後12時まで粘るもののアタリは一切なく、瀬棚を諦めました。推測ですが、この午前中、瀬棚漁港だけで200〜300本のアキアジがあがっていたのではないかと思います。 午後は登別まで移動することにしました。実は、帰りは室蘭から青森行きのフェリーに乗ってしまおうと考えていたのです。フェリーが出るのは23時半なので、それまでにアキアジを釣り上げ、登別温泉に凱旋入湯だ!と勝手に妄想していたのです。登別に向かう途中には、長万部で休憩することにしました。折角なので、「丸金旅館」という旅館で日帰り温泉を利用しました(利用料500円)。浴槽は2つに仕切られていて、手前側が44度、奥が41度、さらに露天が39度に設定してあります。岩造りの露天風呂はそれほど大きくはありませんが、長万部ではここだけだということでじっくりとつかりました。 「丸金旅館」を出てからは、ちゃっかり駅前の「かにめし本舗 かなや」で名物のかにめし(1,000円)を食べました。 登別漁港に着いたのはもう夕方でした。漁港は広く、釣り人も多いです。が、アキアジがほとんどあがっていません!瀬棚とは大違いです。ここへ来て若干焦り出し、早速登別川方向に面したテトラポッドに陣取ってキャストを繰り返します。が、瀬棚のように跳ねるアキアジもいなければ、群れるアキアジも釣り上げられるアキアジもいません。 刻々と赤味を増していく西の空を眺めながら自問自答しました。 「今回はダメでもまた来ればいいか・・・」 「またっていつだよ!来年になってしまうぞ!」 「そうか、ここは北海道だった。伊豆や千葉とは違うんだ・・・」 「まだ遅くない、瀬棚に戻れ!」 「瀬棚にっ!?今晩室蘭から帰るんだろ?」 「誰がそんなこと決めた?これから瀬棚に戻って徹夜でやって一匹でも釣ったら帰ればいい。徹夜ぐらいしても帰れるだろう」 「仕方ない。そうするか」 ということで来た道を引き返し、道央道をかっ飛ばします。が、真っ暗な高速の気温表示はもう「7℃」です。服は6枚も着込んでいるのに、身体中を冷気が襲います。鼻水も出てきます。まさしく、 「温泉必須っ!」 な状況です。が、そんな余裕はあるはずもなくひたすら走り続け、19時半、瀬棚方面まで戻ってきました。北檜山の釣具屋さんに今日一日の顛末とこれから瀬棚で徹夜でやりたい旨を相談すると、 「瀬棚は夜は来ない。明日の朝、いいポイントがあるから一緒に行かないか?」 と誘ってくれるではありませんか!聞くと、そこは地元の人もあまり知らないポイントらしく、かなりの確度で釣果が期待できる!とのこと。結局そのご厚意に甘えることにし、ご主人が手配してくれた近所の民宿にお世話になりました。この日の走行距離は391kmです。 ■3日目:10月10日(月) 午前4時半、釣具屋さんのご主人と落ち合って現場に向かいます。河口脇のポイントで、まだ他に誰もいません。 昨日の泊川のような高波ではないので、順調にキャストが繰り返されます。やがて釣り人は増えてきますが、アタリはきません。あたりが白み始めた頃、ご主人が声をかけてきます。 「こっちに移んな!」 自分は河口から数えて4番目で、ご主人は3番目。「こっち」とは、2番目と1番目との間です。どうやらご主人と2番目の人は知り合いで、いいポジションを譲ってくれるというのです。小走りに竿を持って移動すると、全く気付かなかったのですが、2番目の人の足元には砂まみれのアキアジが、「でーん」と2本転がっています。 「前の流れに仕掛けを流して、ゆっくり引いてきな」 言われた通り目の前に仕掛けを放ると、川からの流れで仕掛けが流されていきます。 「サケがその流れに乗ってくるから、その鼻先に仕掛けを見せてやるのさ」 と言ううち、2番目の人が3本目を釣り上げました。 「わざわざ東京からアキアジを釣りに来たんだって?」 「はい」 「いつまでいるの?」 「もう、今朝までです」 「そうか、でもそのうち来るよ」 そう言ってくれてから何投目かに、激しく浮きを揺さぶるアタリが来ました。リールを巻く手が止まり、竿から伝わる振動にすべての感覚が集中していきます。そして合わせるというよりも強引に引き込まれる竿を正常なポジションで維持しようとした瞬間、強烈なテンションが腕にかかり、波間で魚が跳ねます。何度か竿を持っていかれますが、波打ち際から数メートルの攻防なので、やがて暴れる魚体が砂の上に姿を現します。2番目の人がバシャバシャと走って行って、それを確保します。波の来ないところまでずり上げ見てみると、針が下顎にがっちりとかかっています。借りた棍棒でその頭を何回か殴って締めると、ものすごい眼差しのままアキアジは砂の上に横たわりました。 帰りは来たのと同じルートで品川まで帰りました。早速釣った魚を解体して切身を焼いて食べると、当然ながらサケの味がして、感動です。この日の走行距離は884km、3日間の総走行距離は2,219kmでした。 なおその数日後、薬用入浴剤「日本の名湯を訪ねて・宿場の湯」を買ってきて、行きそびれた登別の湯にまったりとつかったのでした。 →@nifty温泉「平田内温泉 あわびの湯」詳細ページへ text by ライダーあき | 2005.11.08 | [ ライダーあきの温泉必須っ! ] | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0) |

