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ココログ: blogサービス



コラム
おフログ

2005.10.25

最終回:鉄道よ、温泉を活性化するのだ!

駅前 go to 温泉 by あすやん

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 兵庫県神戸市、過ぎ去りし時代の輝きが人々の心に優しく微笑みかけるこの街にある問題を抱えたひとつの温泉がありました。

「有馬温泉」

その温泉が抱える問題、それは…

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「…あのねぇ、いきなり加藤みどり口調で話を進められても。」

いや、何となく面白かったんで。

「そんなことしてるからね、連載6回で終了するんだって。」

あ、そういや今日で最終回だったね。じゃあ、仕切りなおして…。

さて、いよいよ最終回。
前回、前々回と「鉄道」と「温泉」の関係を少しマジメに取り上げてみました。今回はその『総仕上げ』でございます。今から考えると前半のアレは一体なんだったんでしょうか?個人的に疑問符を打ちたくなりますが、そんなことをすっかり忘れて、肩に思いっきり力を入れて温泉と鉄道の展望に関して話してみましょうか。

今回、取り上げますのが関西の奥座敷、日本三大名湯の一つと数えられている兵庫県神戸市にあります「有馬温泉」でございます。で、この有馬温泉。近頃の「安・近・短」のレジャーブームにのっかって結構人が集まってきているワケなんですが、このレジャーブームのおかげで有馬温泉の根幹を揺るがす問題にまで発展しちゃってます。その原因が「車」。

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有馬温泉というのは昔ながらの温泉街ですから、道幅か狭くなっています。そこに車が我が物顔でやってくるわけです。いくら安全の為とはいえ警備員さんを配置していたとしても、いつ事故を起こしてもおかしくありません。この状況を改善しようと別の大きな道を作る計画も出ていますが、大きな道を作ったところで抜本的な解決に繋がるとは思えないワケです(この件はテレビニュースにも取り上げられました)。

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(金の湯前で交通整理する警備員さん)

そこで、提案したいわけです。もう一度新たに「鉄道」と「温泉」がタッグを組んで温泉を活性化…

「あのー、ちょっといいですか?」

何よ?人が気持ちよく話している時に。

「さっき時刻表で調べたんですけど、電車で移動するとお値段高いですよ。」

え?どれ位なのよ?

「パターンにまとめてみました。鉄道で移動するとこうなります。」

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うむ、だいたいソレ位やね。

「で、阪急梅田駅から有馬温泉まで行くのに高速バスが出てまして、それだとコレです。」

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うぐ…。キミは何が言いたいわけ?

「いや、思った以上に電車だと時間とお金かかるなぁ…なんてね。」

そりゃそうだもん。確かに、直行バスで向かうと早いし安いよ。でもね、ソレを言い出すとこのコラムの根底を揺るがす大惨事になるわけ。

「あ、すいませんでした。」

それにさ、もう少し話を聞いてよ。ここからが本題なんだから。

「じゃあ、続きをどうぞ。<鉄道を使って温泉をどう活性化させるか>でしたよね?」

そうそう。極論を言うと、有馬温泉自体をひとつの「テーマパーク」として位置付ける。

「有馬温泉をテーマパーク?」

そう。ディ○ニーランドとかユニバー○ルスタジオ○○○ンみたいに有馬温泉一体を「温泉テーマパーク」にしちゃう。

「電車とバスをテーマパークのゲートみたいにするって事ですか?」

そうそう。そんな感じ。特定の移動手段に限定し、許容量を超えそうになっている自家用車の流入を抑えて、現状の風情ある温泉街を残すようにするんだ。もちろん自家用車は進入禁止ね。自家用車で来た人には三ノ宮や新開地あたりの公共駐車場に駐車して頂いて、電車かバスで訪れて頂くようにする。で、有馬温泉内は歩くか、この地域内を走る循環バスの利用をお願いする。すると道路を拡張したりすることなく、現状の雰囲気を保てたまま次の段階へ行く事が出来る。

「うーん、聞こえはいいんですけどそれムチャですよ。現に車の便利さっていうのをみんな知ってますし。」

いや、ムチャじゃないぞ。確かに車は便利だ。でもソレは「便利さだけ」なんだ。各々の生活環境をそのまま温泉地に持ち込んでいるだけ。極端に言えば「玄関開けたらいきなり温泉」という感じだね。情緒も何もあったもんじゃない。

「それは分かるんですけど、観光客の皆さんがソレを納得しますか?」

確かにこれだけ読めば納得できないだろうね。でも、逆にこういう風に考えられないか?電車やバスに乗って移動すると言う事をひとつのアトラクションとして提示するんだ。

「アトラクションですか?」

そう。コレのいい例がJR九州さんの「ゆふいんの森」や「はやとの風」。

「あ、それ名前は聞いたことあります。」

この列車は完全に「観光仕様」として作られたんだけど、そこまでのレベルをいきなり鉄道会社やバス会社に求めるというのはムチャだと思う。ただ観光地を改善されるのを待つだけでなく、観光地へ向かうアプローチである鉄道もそれなりの改善をしなきゃあいけないんじゃないかと思うわけだ。

「この温泉に行くには電車があります!」
「鉄道は環境にいいです!」
「環境にいい鉄道を利用しましょう!」

…と大きな声出して説明しても、乗った瞬間「なんじゃこれ」なレベルだったらガッカリする事間違いなしでしょ?次から使おうと思う?

「それはそうですね。」

だったら鉄道業者も「乗せる」ような雰囲気作りしないといけないよね。スルッとKANSAI系列が割引クーポンを発売しているけど、料金が割り引かれたって雰囲気が悪ければ誰も乗らないでしょ?割引クーポンが悪いってことじゃないけど、雰囲気が悪いなら改善していかないとダメだと思うんだ。

「まぁ、そうなんでしょうけど」

でないとね、勿体無いよ。何処にでもありそうな温泉街なら誰も行かないよ。その地域の特性を生かした「世界に一つだけの温泉」にしないと。黒川温泉や由布院温泉がどうしてあんなに発展したのか有馬温泉の皆さんには今一度冷静になって検証して頂きたい。そのお手伝いとして鉄道業者は何が出来るのか。行政と地域の人々と連携して、一体有馬温泉に対して何が出来るのかをもう一度考える時期になっているんじゃないのか!と思うわけです。

「えーと、コレで終わりですか?」

…ええ、多少強引でしたけどこれにて終点です。3ヶ月間という実に短い間でしたけど、読んで頂きまして本当にありがとうございました。また5ヵ月後、今度は「温泉ステーション」というタイトルでお逢いしましょう。

「わぁ!無いってそういうの(笑)」

text by あすやん | 2005.10.25 | [ 駅前 go to 温泉 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.10.11

第5回:少しマジメに温泉と鉄道の関係(問題編)

駅前 go to 温泉 by あすやん

前回のおフログに「温泉・銭湯フォーラム別館」さんからトラックバックがありました。私自身まだ「@nifty」ではなく、「ニフティサーブ」と呼ばれていた時代からお世話になっている人間ですから、今回の事は思いっきりビックリしております。さて、そのフォーラムさんにも同じ様に「温泉駅」に関する項目がありましたので、リスペクトしつつ「温泉駅」のお話を今回もしましょう。

 ちょっと最初に難しい話をしていきましょうか。鉄道事業にはある「法則」があります。鉄道事業者の本業は「運輸」、お客様を目的地まで「安全に」お運びするお仕事です(当たり前ですよね?)。しかもそのお客様を「沢山お運び」しなければ採算が合わないという構造です。その為に鉄道事業者は汗水を流しあれやこれやと日夜邁進しています。

 で、沢山お運びするには「選ばれる交通機関」になる必要性があります。鉄道が交通機関の王者だった時代は過去のものとなり、多種多様な交通機関の中で「鉄道に乗ろう!」と思わせる必要性があるわけです。その為には「所要時間を短くする」「乗車機会を増やす」「認知度を上げる」という3つを改善しなければいけません。

「所要時間を短くする」には(少々乱暴ですが)線路の改良や新型車両の製造、ダイヤの設定で手を打つことが出来ます。「乗車機会を増やす」というのは、列車の増発が当てはまります。そして「認知度を上げる」のが、JRさんがよく行っている「デスティネーションキャンペーン」であり、観光パンフレットの作成であり、「温泉駅への改称」でもあるわけです(やっと出てきました)。この3つの中で一番お金が掛からないのが「認知度を上げる」ことなんですね。

元々日本という土地は温泉大国です。別府や草津みたいにいたるところから湯船…もとい、湯気が湧くというレベルまでではありませんが、所々に温泉が沸いています。温泉が沸くところには集落が出来ます。その集落沿いに線路を敷設した事もあって、鉄道の沿線には探すと温泉がかなりの割合であります。それを利用しない手はありませんよね。

それでもキャンペーンや駅名改称には莫大なお金が掛かります。しかし車両を何両も造ったり、線路を改良する費用から考えると「思いっきり」格安です。参考までに「西鹿児島駅」が「鹿児島中央駅」に改称した時、地元が負担した費用が6600万円。鉄道車両一両あたり大体1億円強(新幹線だと大体2億から3億円強)、線路の高速化は1キロ2000万円以上…。これに車両や線路の保守費用や人件費を加えたら…。ね、安いでしょ?

そう考えたのか、各鉄道事業者の皆さんは次々と「温泉」という駅名を導入し始めました。特に国鉄が民営化する事が決定的となった1986年から10年間は24件、全体のおよそ39%もの駅がこの時期に改称されたのです。しかし、コレが問題

一時期はお客様が増えて鉄道事業者は万々歳でしょう。認知度も上がることで温泉にもお客様がやって来るでしょう。しかし、実際は単に駅名を変えただけであって、列車の時間があまりにも使いにくかったり、温泉のある場所まで遠かったり、遠い場合でもその駅から温泉のある場所まで接続するバスが使いにくかったり…。そんな状態で、次回も鉄道を使おうという気になりますか?そんな状態なのに、「温泉」という駅名を付けて楽しいですか?温泉の名前を駅名に付けようと日夜邁進している温泉協会の皆さん、本当にソレでお客様を呼び込もうという気があるんですか?駅名を都合のいい広告媒体として利用しようとしているだけじゃないんですか?

そういう状態だっていうのを知ったら、お客様はこう思うでしょうね。「電車使うよりもクルマ使ったほうがいいや」「あんな温泉に行く位なら近くの温泉に行くよ」ってね。結局人を集めようとした「温泉」が人を避けさせる原因になってしまう。…これ、悲しいですよね。

「えーっと。あの、ちょっといいですか?」

何?

「何故か、今回のは何か<批判対象>がありそうな気がするんですけど。」

あるよ。例えば駅から徒歩5分の場所に温泉があるけれど、バスで16分行った場所にある温泉の名前を無理矢理入れてしまったN県のT温泉駅、元々温泉と全く関係無いのに改名しちゃったF県のA温泉南駅、新幹線開通と共に改名しちゃったK温泉駅とか。最近だと「風俗の街」というイメージを脱却したい為に駅名を付けようとしてるO温泉…

「さっきからイニシャルばっかりですね」

…実名で言ったほうがいい?そっちの方がモーレツに面白いんだけど。

「止めて下さい。あと一回残ってるんで」

…そう。少し残念。じゃあ次回は実際の温泉街を検証しつつ「鉄道と温泉のあり方」について喋ってみましょうか。ラスト一回!お楽しみに!

text by あすやん | 2005.10.11 | [ 駅前 go to 温泉 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.27

第4回:少しマジメに温泉と鉄道の関係(歴史編)

駅前 go to 温泉 by あすやん

前回のコラムが正式にアップされた次の日の晩、私の人生の恩師でもある某H先生から携帯にメールが飛び込んできました。で、そのメールには

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ごもっともでございます。

それでも、やっぱり今回もお時間まで書かせて頂きます。さて、今回はこの「おフログ」を書かせて頂く事になって、ふと気になった事です。「おフログ書いてください」とメールが飛び込んでから約10日。どういうネタをすればよいのやらと常に時刻表とにらめっこしていた時、ふとした疑問が心の中に浮かんできました。

「日本って、『温泉』と名乗る駅名ってどれだけあるんだろう。」

手持ちの時刻表の「さくいん地図」をパラリパラリと開いてみると大抵どこかには「温泉」の文字。もちろん駅の名前に「温泉」と名付けられたものも多数あります。

本当に、日本人は温泉好きですねぇ(しみじみ)。

が、実際問題この『温泉』と名付けられている駅、本当に近いかどうかジックリと調べてみました

まずは「@search」さんに「温泉駅」と共に各電鉄会社の名前を入力し検索。そこでヒットした駅を表へ書き出します。その結果、日本には「60駅」もの「温泉駅」と名乗る駅が存在する事が判明しました。この「温泉駅」から最寄の温泉までの距離「駅から○分」という数字を洗い出し、表に書き込んでいきます。…コレね、文字にすると短いですが結構時間掛かってます。「なんでこんな疑問浮かんじゃったんだろう」と正直嘆きました。で、調べた結果です。

温泉街・温泉浴場へ徒歩5分以内に辿り着ける駅は全体の約40%の24駅(この中には駅構内に温泉がある「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」「日之影温泉駅」「みなみ子宝温泉駅」の3駅は除外)。次に多いのがなんと「温泉までバスやタクシーで10分以内の距離」と紹介された駅(約20%の12駅)。車で11分以上の距離があると紹介されている温泉駅と合わせると16駅となり、全体の温泉駅の約27%が何らかの交通機関を使わないと匹敵する数字となります。その他の温泉駅のデータは以下の通りです。

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 …結構近いじゃん。でもよく見ると「徒歩5分以内」には私鉄が多く、「車で移動」というところにはJRがかなりの割合を占めています。これには結構深いワケがあるんですね。昔、日本に鉄道が敷設されようとした時、当時の政府は出来る限り直線で線路を敷設しようとしました。

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こうすると集落のど真ん中に駅を作る事が出来て、集客もしやすく便利。しかも工期も短くする事が出来ます。しかし、当時の集落はコレをすんなりと受け入れようとはしませんでした。国が推進していた鉄道事業ですから、本来なら政府が土地を強制収用して線路を引いてしまえばいいのでしょう。でもこの当時、政府は度重なる内乱によっておサイフの中はちょっと寂しかった。そこで当時の政府は「鉄道事業は民間と政府が半分ずつ出資した会社が敷設していこう」という妙案を繰り出しました。このおかげで日本各地には一斉に鉄道網が広がることになったのですが、あくまで鉄道を敷設しようと言っているのは「民間」です。あまりお金がかかるようなことはいくら政府が付いていたとしてもできません。

そして鉄道が設置し始めたこの時代、鉄道は「都市間交通」を主軸に考えられていました。「都市への移動」、しかも「物流」がメインでしたので、荷物を即座に運べるようにするシステム作りを早急に求められたのです。資金の面でも時間の面でも余裕が無かった鉄道会社は、集落を一つ一つ説得していく時間よりも、「反対するんだったらコースを変更して集落の外側を通る」設計に変えちゃったんです。

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だから、その集落へ向かう駅は集落の中心から離れた場所に線路を作らざるを得なかった。その駅が「温泉駅」に改称した場合、残念な事に『温泉』と言えども温泉からは離れた駅になってしまったんですね。逆に私鉄の場合「都市間」ではなく、「都市内部の移動」と考えられていました。当然政府主導の鉄道と違って規模も小さめでしたので、温泉の近くまで線路を作る事が可能でした(元々目的が温泉目当ての観光客輸送というのもありますが)。その為にJRは「駅から遠い」ケースが増え、私鉄は「駅から近い」ケースが増えたワケです。

「…あのー。」

あ、どうしたの。そんなところで突っ立ってて。

「いや、なんでしょうね。こんなに真面目に長々と喋ってるの珍しいです。」

たまにはいいでしょ?

「…このテーマ、次回もやるんですか?」

どれはどうかな?(ニヤリ)

text by あすやん | 2005.09.27 | [ 駅前 go to 温泉 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (2)

2005.09.13

第3回:駅近くで体験する秋祭りと温泉

駅前 go to 温泉 by あすやん

はい、9月も中盤です。皆さんお元気ですか?今回で元気に折り返し地点でございます。毎回鉄道ネタと言いながら脱線しまくるこのコラム、ただ脱線するだけでなく、この無駄な体脂肪を生かして@nifty温泉の中で浮きまくっております。

…そんなコラムが温泉ライター募集の参考になるんでしょうか?

一抹の不安を抱えながら、今回のお話へとまいりましょう。今回は「秋祭りを感じる温泉」。それもインパクトが強いと来たもんだ。ご紹介するのがこちらの温泉。さて、どこの温泉でしょう。

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秋祭りということで、予想していた人もいたハズ。こちらは岸和田市にあります「だんぢり湯」でございます。関西地域のテレビコマーシャルで有名な毎回好レースを展開する(と言われている)岸和田競輪場の近く、私も幼少の頃「自転車見に行こうか」と言われて近所のおじさんと共に行ったものです。

「だんぢり湯」の最寄り駅は南海本線の春木駅。
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祭りの準備も万端>

関西空港行きの「空港急行」、競輪の開催日には通常の急行(ややこしいですね、こう書くと。)も臨時に停車するこの駅、そこから歩いて5分程度の場所にあります。館内に入りますといきなりだんじり祭の映像が流れている大型テレビがあり、2階へと続く階段を上がるとそこには夜間だんじりにつけられるような提灯がシャンデリアの様に付けられています。ボンヤリと灯る提灯が、なんともいい味わいを…

「あの、いいですか?」

お、今日は登場早いね。

「ええ、選挙も一段落したんでやっと夏休みもらったんです。」

大変だね、アナウンサーって。

「ええ。ところで、今回鉄道とか温泉の話、あんまりしてませんけど。」

…あのね、今回はねちょっと気乗りしないんだ。

「へぇ、珍しいですね。」

ここの温泉、所々にだんじりっぽい装飾があることはあるんだけど、それ以外はどこにでもあるような普通のスーパー銭湯形式の温泉なんだよね。わざわざ交通費を払って「温泉に行こう!」という気には、正直あんまりなれない。もちろんね、岸和田の人たちには愛されているんだろうなぁというカンジはするけれど、だからと言って「鉄子の旅」に出てくる様な熱狂的鉄ヲタさんみたいなリアクションを取れるかと言われれば…正直疑問だったりするわけ。

「…そんなリアクション今までしてました?」

全然してないけど。あ、もちろん「岸和田だんじり祭」を見に行く人にはいいと思いますよ。

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「あれ?この写真って」

今年の「岸和田だんじり祭」の写真。毎年9月の第一日曜日に「試験曳き」が行われるんで、「だんぢり湯」の取材のついでに見てきました。

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「へぇ、すごいですね。この人だかり」

本番になるともっとすごいんだけどね。もちろん御祭の時だけじゃないよ。岸和田って本当に「だんじり」を愛してる街なんだわ。駅の装飾物や現在試行中のレンタサイクルにもだんじりでしょ。

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トイレへの案内もだんじりが示してくれてるし、駅前にあった地域を案内する地図にも文字だけでなく「法被」がきちんと描かれちゃってる。

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「…法被を目印に行くんでしょうか」

ついでに岸和田の駅前商店街で売っている商品もだんじり仕様。だんじり祭をサポートする為にエアークッションを入れた足袋でしょ。それに幼児用の「風船だんじり」まで作っちゃってるし。

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「…確かに、ある意味すごい街ですね。」

もうね、これだけで「だんじり」が地元の人に愛されてるっていうの分かるでしょ?新しく温泉が出来たらそりゃ「だんぢりの湯」って付けたくなりますって。

「はぁ、そうなんですか。」

あ、そうそう。このだんじり祭はね、ちょうど岸和田市駅と春木の駅前にだんじりが駆け抜けるルートを設定してくれているから、駅から降りたら目の前に「だんじり」。遠方の方だってね、関西空港を利用すれば南海電車で岸和田駅や春木駅なんかホントすぐ。だから岸和田駅前でだんじりの迫力を楽しんだ後、「だんぢり湯」の湯船に浸かってだんじりの余韻を楽しみながら体の汗を流して、即飛行機に乗って帰るって事もできますぜ。

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「…今回のこのコラム、なんか『る○ぶ』や『まっ○る』っぽいんですけど?」

まぁ、こんなのもいいんじゃないの?。それに次回からかなり硬派な話題になるし。

「え?大丈夫なんですか?硬派な話なんて出来るんですか?」

…たぶんね。

@nifty温泉「天然温泉だんぢり湯」詳細ページへ

text by あすやん | 2005.09.13 | [ 駅前 go to 温泉 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.30

第2回:夜行に乗って<鉄>な温泉

駅前 go to 温泉 by あすやん

 いきなりですが、旅に行ってまいりました。

旅と言いましても別に「ヒッチハイクをして目的地に辿り着け、ただし費用は500円」なんていう旅とか、サイコロを振って深夜バスに揺られ、道後温泉の前で滑って転んで自宅へ帰らせて欲しいとスタッフに懇願する旅ではありません。

レジャーです。思いっきり娯楽の旅でございます。

毎年この時期になるとどこか遠くへ出かけております。この旅があるからこそ、いつものお仕事を頑張る事が出来る!…そう勝手に決め付けて頑張っております。今回はこの旅で訪れた意外と知られていない「鉄」な温泉をご案内しましょう。

 その温泉は「福岡県」にあります。ただ、私が生活しているのは「大阪府」。新幹線で移動すれば2時間半、飛行機で移動すれば1時間と少しで移動できるという距離ですが、今回はあえて鉄ちゃん御用達の「夜行快速列車」に乗車します。時は2005年8月12日、21時30分。その夜行列車の始発駅、現在ある意味話題の新大阪駅に私は辿り着きました。

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この日お盆を故郷で迎える帰省ラッシュも重なって、新大阪駅の新幹線ホームは昼間どえらい騒ぎだったようです。が、夜行列車が発着するこの時間になると新幹線ホームは人影もまばら。でも新大阪駅の在来線長距離列車ホームには人影も多く、次から次に夜行列車に乗って各地へ向けて旅立っていきます。

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で、今回お世話になるのが「ムーンライト九州」さん。巷に発売されている「青春18きっぷの本」を買えば必ずと言っていい位取り上げられている夜行快速列車の一つです。この列車最大の特徴といえば東京方面の最後尾に連結される「展望車」。この車両の展望スペースは用意されたソファーに座って、流れ行く街の景色を楽しむ事ができます…が、この場所は街灯に集まるカブト虫みたいにかなり「鉄」な人が集まります。

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まだコレは「博多行き」だからこの人数ですが、「新大阪行き」になるとこの「展望車」の真後ろに機関車が連結されるので、もっとえらい事になっているそうです(私は幸い?なことに乗ったことがありません)。22時、列車は定刻通り新大阪駅を離れていきます。途中「ムーンライト九州」さんは各々の駅でさまざまな思いを胸に秘めた乗客達を乗せ、一路西へ西へとひた走っていきます。

その間駅に停車をしては「出会い」と「別れ」を繰り返し、色々な人々の思いを乗せていくわけです。展望スペースは「鉄ちゃん」の集会場になり、ある意味「楽しげ」な世界が広がっていきます。見ず知らず、ほんの数時間前まで知合うことすらなかった赤の他人が、たまたま同じ列車に乗り合わせただけなのに何故か妙な連帯意識が。

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和気藹々としていた展望スペースですが、時が経つと一人、また一人と力尽きていく様に眠りに落ちていきます。そしていつしか静寂だけが車両全体を包み込んでいきます。

「急ぐだけが旅じゃない。ゆっくり移動することも旅なんだよ」

レールのつなぎ目の音がガタンガタンと車内に響くたびに、ムーンライト九州さんがそう我々に語りかけている…そんな気がしながら私も眠りに付いていったのです。

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(眠れない時に見えたホームは、夜行列車ならではの光景)

でも、実際綺麗事ばかりじゃあない

深夜を過ぎるとある意味「人間模様」が垣間見える列車へと変貌します。「ムーンライト九州」さんの指定席を取らずムリヤリ乗ってきたり、指定席を取っていたとしても違う人が座席で横になってしまい、座席へ物理的に座れないようになったり。そんな人たちが空いているスペースでゴロンゴロン寝ているんです。

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ちなみにこのような行為は俗に「C寝台」と言われています。モチロンよいこは真似しちゃダメです。というか真似したら翌日かなり辛いです。それでも「ムーンライト九州」さんは定刻通り人々を乗せて走り続けます。

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夜が明けました。それも「厚狭」駅で「朝」です。大喜利で木久蔵師匠がこんな回答したら山田くんが円楽師匠に指摘されるまでもなく猛烈な勢いで座布団を取り上げることでしょう。でも「ムーンライト九州」さんは「厚狭」で「朝」を迎えました。厚狭の次に停車する下関駅では機関車の付け替え(ココから先、電化の方法が違うので機関車を付け替えないといけない)の為、10分少々停車します。

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「ムーンライト九州」さんはこの後門司駅でも機関車の付け替えを行い、途中特急列車に追い抜かれながらも定刻通り7時54分、博多駅の8番線へと到着します。ここで約10時間の道のりを展望室で共有した人達と別れ、私は一路「鉄」な温泉へと向かいます。…夜行列車特有の「寝汗をどっぷりこいた」不快な状態をここで一旦リセットしないことには話になりません。

で、今回ご紹介する「鉄」な温泉。実は博多駅よりも福岡一の繁華街「天神」に近い場所にあるんですね。その名は「天神ゆの華」さん。コレのどこが「鉄な温泉」なんだと言われる方も多々おられると思います。外から見れば普通のスーパー銭湯仕様のありふれた温泉です。しかも最寄りの駅である福岡地下鉄天神駅からは徒歩で10分と結構な距離があります。

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ついでに言いますとJR博多駅の近くには「天然温泉八百治の湯」さんがあり、どちらかと言えば夜行下車後(又は乗車前)にはそちらの方が「鉄ちゃん」が集まりそうな温泉です。でもここは紛れもなく「鉄な温泉」なんです。

この「天神ゆの華」さんがある場所には、昔「福岡港貨物駅」と呼ばれた駅がありました。この温泉の横には鮮魚市場や博多港があり、昔は博多港からの荷物や鮮魚市場から水揚げされた海産物を運ぶためにひっきりなしに貨物列車が往来していたのですが、盛者必衰の理を表すかの如く貨物輸送はトラックや船へと移り、貨物の取扱量は激減。その結果「福岡港貨物駅」はその役目をひっそりと終えたのです。「貨物駅」という役割は終わりましたが、その駅があった場所は現在もJR貨物さんが所有しています。しかもその場所は福岡の繁華街「天神」から近い。そんな土地を有効活用しない手は無いということで、JR貨物さんがオープンさせたのがこの「天神ゆの華」さんなんですね。
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(近くのパーキングにはJR貨物さんのロゴが)

 施設自体はまぁ一般的な「スーパー銭湯」です。可もなく不可もなく、都市部にある温泉では普通に合格点という温泉でした。でも、その露天風呂に浸かって空を眺めつつ目をそっと閉じれば、温泉の湯気の向こうに鉄道が輝いていた頃の風景が広がってきそうではありませんか。
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『駅前 go to 温泉』、次回は…

「あの、ちょっといいですか?」

…何?人がちょっと綺麗にコーナーを〆ようとしている時に。この間のアナウンサーさんじゃないの?今日は実況ないよ。

「毎日毎日アナウンサーが実況してるとは思わないで下さい。」

あ、それもそうだ。で、今回は何よ?

「いえね、温泉の記事のワリには鉄道のネタが半分以上じゃないかと」

え?だってこの連載「鉄道」と「温泉」を錬金するのが前提だからね。

「しかもお風呂屋さんの写真は4枚しか撮ってませんよね。」

普通ならもっと撮影するでしょうね。でもこれでOKだろうって思ったから。

「ウソでしょ。…私知ってるんですよ。」

ドキッ。

「温泉入ってサッパリしてからお風呂屋さんの外観を撮影した直後、アナタ思いっきりデジカメ落としたでしょ。」

…えっ。

「それも土曜日の朝の雰囲気をぶち壊すかのように派手な音を出しましたね。」

…はい。

「だからね、言ってたんですよ。デジカメのストラップちょっと大きめなタイプにしておいた方がいいんじゃないですか?首からぶら下げるタイプの方が色々便利ですよ、って買う時お店の人にも言われてたでしょ?」

…はい。

「顔面蒼白になって、博多駅前のヨドバ○さんに駆け込んじゃったんでしょ?電源入れたら全部のデーターが飛んじゃうかもしれない!って思って電源すら入れられなかったわけですよね。それを店員さんになだめられて起動してみたらデータ残ってたわけでしょ。あのね、機械を乱暴に扱っちゃダメだって。」

…以後気を付けます。

「そんなトンマな人間がお送りする『駅前 go to 温泉』、次回はある秋祭りを体験できる温泉へアナタをお連れします」

ああ、また勝手に〆ちゃった…。

text by あすやん | 2005.08.30 | [ 駅前 go to 温泉 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.08.16

第1回:「駅からすぐ」を検証してみた。

駅前 go to 温泉 by あすやん

 はじめまして。

今回からこちらのおフログで書かせて頂くことになりました「あすやん」と申します。もちろんペンネームです。タイトルを今一度ご確認ください。「駅前」という文字がタイトルに燦然と輝いていますが、別にコレは「森繁久弥が出てくる喜劇映画」へのオマージュでなく、「お求め安いお値段のマンション広告」でもありません。

何故にこのコラムのタイトルに「駅前」という文字が付けられているのか!ゴホン!それは!この私が

「鉄っちゃん(鉄道マニア)」

だからです!!

 

 …おーい、遠くに行くなよぉー。
寂しいじゃないかよぉ。もっとこっちに来てよぉー。
暖かい目でオレを見てくれよぉー

 

 …気を取り直して。

 このコラムではその「専門的」なネタを書き連ねるのではなく、「鉄ちゃん」の知識や経験を動員しつつ、鉄道と温泉の話を「軽いタッチ」で皆さんと楽しんでいこうかと思っております。理想系を言葉で言い表すのであれば、

「鉄分と硫黄分がたっぷり入ったデ○リーポータルZ

okan-z-kun

みたいなコラムになる予定です(あくまで予定です)。

…さて、いきなりですが第一回目の企画へと参ります。

皆さんはよく広告などで「駅からすぐ」という文字を見たことはありませんか?「@nifty温泉」にも温泉情報の欄を見ると「駅からすぐ」と記載されている温泉が沢山あります。でも、本当に「駅からすぐ」でしょうか?

…疑問を感じたからには解決しなくてはいけません。

そこで私は「歩幅」で駅から近いかどうかを判断しようと結論に達し、実際に「駅の改札口」から「温泉」まで何歩あれば辿り着けるか調査してみました。

名付けて「『駅からすぐ賞』争奪!徒歩数競争!」

 

 ノミネートされたのはこの4つ

1:「サウナ&カプセル天然温泉スパディオ」 (地下鉄千日前線 桜川駅からすぐ)
2:「すこやか文楽温泉」  (地下鉄堺筋線・千日前線 日本橋駅からすぐ)
3:「アビコ天然温泉YOU・ゆ〜」  (地下鉄御堂筋線 あびこ駅からすぐ)
4:「天然温泉田辺」  (地下鉄谷町線 田辺駅からすぐ)
 

 身近なところで、尚且つ私が愛してやまない街「大阪市」、しかも「@nifty温泉」の温泉情報内で「大阪市営地下鉄」の「駅からすぐ」と書かれている温泉施設に今回は限定、移動は地下鉄だけでなく市バスも乗り放題と便利な「一日乗車券」を使用します。

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ちなみにコレ取材で初めて撮影した画像です)

…ここで、各々の温泉施設を実際に私が歩いて街並みや温泉の外観などを詳細に調査したレポートをお送りする予定でしたが、書き上げたところ「一万文字以上」のレポートになってしまいました。

読むのはある意味「苦行」です。

…そこで、もういきなり結果を発表いたします。
駅から歩いた結果、温浴施設と駅の改札口間の歩数は!

1位:「天然温泉田辺」…101歩
2位:「サウナ&カプセル天然温泉スパディオ」…213歩
3位:「アビコ天然温泉YOU・ゆ〜」…447歩
4位:「すこやか文楽温泉」…509歩

数値から見ると「天然温泉田辺」さんが一番近い温泉…

『おーっと、一体どういう事か!ダブルスコアを付けて天然温泉田辺が!最後尾から一気に抜けていったー!!』

…ちょっと、アナタだれ?

『今回競争の実況を担当しております者です。』

…実況なんか頼んでいないけど。

『いえ!競争と言えば実況です!必ず競争と名が付けば全国津々浦々如何なる山村離島までも登場します!それはさておき解説のあすやんさん、同じ「駅前からすぐ」という説明なのに、すこやか文楽温泉は509歩、天然温泉田辺は101歩となったのはどういうワケがあるのでしょうか?』

…あ、オレ解説なんだ。

『そうです!お願いします!』

…じゃあ解説しておきましょうか。この数値には「地下鉄の駅の構造」も影響しています。一番距離が長かった「すこやか文楽温泉」さんの場合、改札口から最寄の出口になる階段まで、実際にかなり地下道を歩いています。

nipponbashi05

(途中に献血センターがある位長い通路)

『確かにコレは長い!先が時空の彼方のようだ!日本の不景気、失われた10年を表すかのように出口の見えないトンネル状態!』

…あのね、そういうキャプションはいらない。
で、階段を上がった出口からは本当に「すぐ」。この施設でいう「駅」の解釈は「駅の階段から」であり、今回のルールで決められていた「改札口」からだと距離があるんですね。実際に歩数で比較すると約8割が改札口から出口までの地下区間でしたし。

『なるほどぉ!そうだったんですね。
 では、どうして『天然温泉田辺』の方はこんなにも歩数が少ないのでしょうか?』

…やりにくいな、コレ。まぁ、いいか。これも「駅の構造」が影響しています。通常地下鉄の駅を建設する場合、駅の場所は「開削工法」というやり方で建設されます。

『それはどういう工法なんですか?』 

詳しい事は京都市交通局さんのホームページに書いてありますので、私の説明よりそちらを読んで頂けたら一目瞭然です。

『それとどう今回の件は関係があるんでしょうか?他の駅も同じやり方で作られていると思うのですが、どこか変わったところがあるのでは?』

 ええ、他の最寄り駅もこの工法で作られています。ただ問題はこの「埋め戻した後の利用法」なんですね。通常「開削工法」で地下鉄を作る場合、大きく穴を掘りますから、地下鉄の駅の大きさに準じた「土地」が必要です。

『そう言えば地下鉄が整備された付近には大きな幹線道路が同時期に出来ています。』

 そうでしょ。
でもね、「天然温泉田辺」の最寄り駅である谷町線田辺駅は道路といっても少し違います。

『どんな道路なんですか?』

 高速道路です。大阪のラジオの交通情報を聞いてると出てくる「阪神高速14号松原線」。この高速道路の高架橋の下に谷町線の駅があるわけです。

『へぇ、あの下に地下鉄があるんですか!』

 そうなんです。高速道路の高架の真下だから、あまり使い道の無い土地がですね、たっぷりと存在しています。その流れから、地上に地下鉄の改札口を設置する方針が決まったみたいなんですね。まぁこれには元々並行して走っていた南海平野線の…

『なるほど。地上に改札口があるから近いんですね。』

…話まだ途中なんだけど。

『この他に原因があるとするなら何ですか?』

 …改札口の位置と「天然温泉田辺」の位置が本当に近いということですね。実際に計測した際の写真を御覧下さい。もうこの距離ですもん。

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『ああ!これは近い!』

そりゃあ、この駅が一番になりますって。

『…何はともあれ、これにて第一回『駅からすぐ賞』争奪徒歩数競争は谷町線田辺駅すぐ「天然温泉田辺」の優勝で 幕を閉じました。今後第二回、第三回と線路の距離だけ続いていくであろうこの競技、硫黄の香りを漂わせながらここ@nifty温泉特設会場よりお送りしました。それではみなさんまたお逢いしましょう!』

…ああ、コーナー勝手に〆ちゃった。

 

これから、こんなカンジで3ヶ月間お世話になります。
改めて、宜しくお願い致します。次回は実況ありませんので

text by あすやん | 2005.08.16 | [ 駅前 go to 温泉 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)