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最終回:まだ二回目なのに…
風呂ナシ乙女の東京日和 by ユミソン
東東京は不忍ノ池。蓮もぐんぐん芽をむき出してきた夏の日。
風呂なし乙女もとうとう風呂あり乙女と言っても過言ではなくなりました!
んで第一回目のこのコラムに書いた「以前住んでいた家のお風呂を紹介したいね」。
浮気性の乙女心のなすがママ、横道にそれまくってしまいましたが今更紹介する時がやってまいりました。
私的には第二回目がやっと始まった心境ですが、実際は今回が最終回…ぎゃん!
この計画性のなさ!もぅいやん。
そんなこんなで、「以前住んでいた家」っつーのは、お風呂が無い上に二階だったので庭に作るわけにもいきませんでした。
そんな乙女が夢見たのは、「でかいオケさえあればなんとかなる」。
赤ちゃんが入る産湯みたいにすれば…!なんて短絡的。ステキ☆
んでユミソン以外に、しかも!まだ現役で赤ちゃんプレイを楽しんでいらっしゃる乙女がいましたので、早速レポートさせてもらいます!
乙女の名は「ちょっちょ」。蝶のように踊るダンサー、最近は武道を志す手足の長い美女です。ちょっちょちゃんのお部屋はなんだかデコラティブ。間接光の中で昆虫の標本やドライフラワーが怪しく笑っています。
ユミソン:お風呂はいつもどうしてるの?
ちょっちょ:えっと台所に湯船を置いて、ガス湯沸かし器からお湯をひっぱてるの。
ユミソン:コレが、湯船ね。私も同じの使ってた!このコンテナ!乙女風呂の基本だね。でも排水がメンドクサイんだよねぇ。私は、最初は石油ポンプを使って排水してたけど、途中から残り湯を洗濯機に移すモーターを買ったら楽になったよ。ドラッグストアで千円くらいで売ってたの。
ちょっちょ:私はモノを増やしたくないから、桶ですくって捨ててるの。メンドクサクテもいいの。
ユミソン:大変でもモノを増やさない…モノ屋敷のユミソンには痛いお言葉です。で、写真撮ってもイ?お風呂実際に入ってもらってもイ?
ちょっちょ:えー洋服着てても良い?顔とかも写さないでね。
ユミソン:もーシャイなのね!
ストッキング&スカート着用では逆にエロイ写真しか撮れず、ノロノロと試行錯誤しているユミソンを見かねたちょっちょちゃん。
ちょっちょ:仕方ないなぁ。(と脱ぎはじめまちた。)
ユミソン:うほほーい!やったね☆
ちょっちょ:なんか担がれた気分…。
ユミソン:いいよー。カシャッいいねー。カシャッもうちょっと脱いでみようかぁ。カシャッ
ちょっちょ:ん?コラ!何の撮影だぁ!
ユミソン:てへへ。でもさー、これって湯気とか凄くない?夏とか部屋中湿気だらけにならない?
ちょっちょ:んー、すぐ換気すれば大丈夫だよ。
ユミソン:そだよね。ユミソンは最終的にはトイレを改造してトイレ&シャワーにしたの。常設できるから。楽だったよ。
ちょっちょ:ふーん。でもトイレは狭いから、私は台所の方がスキ。
ユミソン:そっか。スキなのが一番だもんね。乙女の基本だね。基本といえば、そもそもなんで風呂なしの部屋に住んでるの?
ちょっちょ:部屋が広くなくちゃイヤなの。(台所以外にも2部屋あります)それに、レッスンや刺繍や武道もする時間がなくちゃイヤなの。
ユミソン:風呂なしの物件は安いもんね。残業しないで働いて、レッスン費用も払って、広いお部屋に住みたい…そんなワガママ叶えたい欲張り乙女のなれのはてなのね。
ちょっちょ:「なれのはて」って…。
さてさて、無事にインタビューも終わり乙女の必須行動「占い」をしながら夜遅くまで乙女二人は妄想という名の夢を語り合いました。
占いの結果は「満ち足りた人生を送ることが最大の復讐である」ですって!
みなさん!またどこかでね!
チャオ☆
text by ユミソン | 2006.07.18 | [ 風呂ナシ乙女の東京日和 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006.07.04第7回:時計仕掛けの浴槽
風呂ナシ乙女の東京日和 by ユミソン
こぶにゃんと喧嘩上等、一人で成り上がるべくヤンチャな電気ノコギリに挑んだものの、すっかり参ってしまったユミソン(詳しくは前回を参照してね!)。
お風呂場の片隅でひざをかかえ、途方にくれております。
「やっぱり、アタイも弱い女ね…一人じゃ何もできないわ。マスター、いつものやつ頂戴。」誰も居ないのに独り言。気分は場末のバーです。
カラカラン…!その時、中途半端に解体された浴槽からマスターが!じゃなくて、こぶにゃんが現れました。
「あんた、女ってのは一人にはなれないモンよ。孤独ってヤツが一生ついてまわるもんさ…。」
にゃー!こぶにゃんが帰ってきました!二人居ればなんとやらです。ひとしきりイカレたショートコントを楽しんだ後は、浴槽解体が待ってます!
ユミソン:やっぱり帰ってきてくれたのね!ごめんね…ひどいこと言っちゃって。
こぶ:気にしてないよ。それより、早いとこ浴槽解体しちゃお!
ユミソン:うん!こぶにゃんが帰ってきてくれたから百人力だぁ☆ 力一杯やったるでぇ!よーし、電気ノコギリ始動しますっ!
ぎゅぉおおおおおおーんっ!爆音とどろくお風呂場。しかし今回はヒルミマセン。
ユミソン:ぎゃーん!屁のツッパリはいらんぜよぉおおおおっ!
こぶ:ユ、ユミソン?意味わかんないよ!
ユミソン:ミート君、そこキミのセリフじゃない!
こぶ:えぇ!?ミ、ミート君って誰!?
パワーアップして再起したユミソン。頭の方はすでにオーバーヒート気味です。どこが乙女なんでしょ。
ユミソン:ふぇ。なんとかかんとか浴槽は小さくなってきたね。
こぶ:うん!すごいよ。チビらずにココまで力仕事したなんて、えらいね!
ユミソン:てへ☆ 本当はちょっとチビッちゃったけどね。うふふ。
こぶ:きゃは。きゃわゆい!
なんだかんだ言っても浴槽解体は前座です。これから本番作業、NEW浴槽が投入されます。
ユミソン:この窓がひらけば…ガッツ、ガッツ…カナヅチで、叩けば…ガッツ、ガッツ!!
こぶ:止めて!窓が割れちゃうよ!なんでいつでも力任せなの?たまには優しくしてあげて。シュー。
ユミソン:なにスプレーしてるの?
こぶ:潤滑油だよ。滑りを良くするって書いてあるのだ。
ユミソン:そんなんで、開いたら苦労しないよ…あ、開いた!
こぶ:ね!優しさも時には必要よ。さ、NEW浴槽を運び込もう!
ユミソン:うん!わー!超ギリギリだ。窓枠と浴槽の大きさがピッタリ。上手く入るかなぁ。重たいよー。
こぶ:猫の手、貸してるんだから、さっさと運ぶのだ!喋ってたら日が暮れるぞ!
ユミソン:はい…先輩、しかし、もうすでに夜中です…。
ウントコドッコイ。なんとか浴槽がお風呂場に入りました…しかし、何かおかしいです。
こぶ:ん?ユミソン、普通は排水口って奥にあるんじゃない?
ユミソン:あれ?カーテン(浴槽の横を隠す壁のようなもの)が付かない…あ、左右が逆なんだ!
こぶ:ちゃんと、考えてから入れなさい!
ユミソン:んもー。メンドクサイからこのままでイッカ。
こぶ:いいよ、いいよ。かんせーい!きゃん☆
最後まで、手を抜かずダメっぷりを発揮しちゃった浴槽工事。しかし乙女の力だけでこんな素晴らしいお風呂場が完成したのは特筆すべきことなのであります☆完了っ!
text by ユミソン | 2006.07.04 | [ 風呂ナシ乙女の東京日和 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006.06.20第6回:オークション、その後
風呂ナシ乙女の東京日和 by ユミソン「白い大きなバスタブにシャボンと共に足を伸ばして入る。」
これは、全国の夢見る乙女達の共通の願いです。
今回、夢見る乙女ユミソンの目の前に、そのチャンスがやってきてしまいました。
そうです。前回、まちがえて入札してしまった浴槽が落札できてしまったのです…!
何がまちがいって、サイズがまちがいです。
我が家の風呂場(庭?)の開口部である窓は、そんなに大きくありません。
こうなったら、部屋をお風呂場に改造するしかない!?
はたして、乙女のピンチはどう切り抜けるのか…。
こぶ:ねぇ、無理だよ。転売しようよ。この浴槽。
ユミソン:ヤダヤダ!大きい浴槽で足を伸ばして入りたぁい!
こぶ:もぅ。わがままだなぁ。知らないぞ。あれ?ユミソン、メールが来てるよ。
ユミソン:あ、浴槽の持ち主からだ。なになに…「浴槽は沢山あるので、小さいサイズで発送しても良いですよ。」きっと、おフログ読んでくれたんだぁ。うれしいな。
こぶ:うわー!優しいね。もう一つ小さいサイズだと窓からでも入るんじゃない?
ユミソン:そうだね。「メールありがとうございます。大きいサイズで大丈夫です。」返信っと。
こぶ:えぇっ!大丈夫じゃないでしょ?ユミソン、人の好意を…気は確か!?
ユミソン:だって、手に入る限りで一番大きい浴槽に入りたいんだもん。乙女の夢だもん。
こぶ:だもん…て。
それから数日後、キナリ色の包装紙に包まれたステキな宅配物が我が家にやってきました。
こぶ:新しい浴槽を入れる前に、古い浴槽を出さないとね。でもこの小さい浴槽でさえ、窓から出ないよ。
ユミソン:どうせ、捨てるんだから小さく解体しちゃおう!その前に、湯沸かし器を離さないと。
こぶ:この接続部分を、ペンチで少しずつ回していけば取れるね。
ユミソン:楽ショー!
かくして、15分後。
こぶ:全然、外れる気配ないね。
ユミソン:(無言)
っべき!がこっ。ぶきっ!
ユミソン:良かった。結構簡単に外れたましたぁ!きゃん!
こぶ:良くないよ!今の力ずくじゃん!
ユミソン:よし!次は浴槽の解体なのです。ノコギリよぉーい!
こぶ:ノコギリよぉーい!
かくして、30分後。ノコギリの刃は欠けましたが…
こぶ:15センチも切れてないよ。無理だ。このプランは無理だよ。浴槽壊すのも、新しい浴槽入れるのも無理だよ!全部無理!
ユミソン:お黙り!このプッシーキャット!壊すって言ったら壊すの!入れるって言ったらいれるの!
こぶ:にゃー!プッシーキャットって言った!結婚するまでミサオは守るタイプなのに!友達だからって、ひどいよユミソン。もう、知らない!ばかっ!
優しいこぶにゃんを怒らせて、一人きりになってしまったユミソン。考えあぐねた結果、とある場所にやってきました。そこは台東区谷中にあるアートギャラリー、HIGURE17-15cas。ギャラリー業務の他に有名な国際展や世界展、美術館などの作品設置や制作なども行っております。私も何度かこのギャラリーにはお世話になっていて、オーナーの小沢さんは作家やスタッフにとても優しい。その優しさに甘えにいこうかな、と。
ユミソン:こんにちわー。今日の展示も面白いですね!(ソワソワしながら工具部屋の方を覗き見る)
HIGURE17-15casスタッフ(以下:スタッフ):こんにちはー。今日はどうしたんですか?
ユミソン:えぇっと、FRP(浴槽の素材名)の解体をしてるんですが、なかなか進まなくて…ジグゾー(電気ノコギリのようなモノ)とかあるかなぁ…なんて。へへへ。
素直に浴槽を解体すると言えばいいのに、まるで「作品製作中でぇーす!」風な言い回ししかできない下手なプライド見せてしまったユミソン。
スタッフ:切断ですか?解体ですか?
ユミソン:あ、解体なんで切断面は汚くていいんです。
スタッフ:あ、じゃあ電気ノコギリがありますよ。鉄とか切るやつ。今ちょうど一つ空いてるから、持っていっていいですよ。
ユミソン:わい!ありがとうございます。2~3時間したら、返却しますね。
スタッフ:いつでもいいですよ。がんばってくださいね!
スタッフの優しさに思いっきり後ろめたさを感じながらギャラリーを後にするユミソン。さー!これで浴槽なんて、ぱっと解体しちゃうぞぃ!
ユミソン:電気ノコギリを使う時は、ゴム手袋着用!防塵マスクに防塵ゴーグル、肌は見せない長袖・長ズボン、靴はしっかりしたモノ。んで頭には@nifty温泉の手ぬぐい!指差し確認オーケィ!
鉄などを切る道具です。みなさんも取り扱いにはご注意を!
スイッチ☆オン!ギュオーンという爆音と共に、その勢いの良さにびっくり、ひるんだユミソンを残し暴走した電気ノコギリ。危うく手が飛びそうに…!
ユミソン:ぎゃー!火花が出たー!だ、だめだわ。乙女にこんな力仕事できない…殺される…殺人兵器だ…えーん怖いよー。怖くて使えないよぉ。
すっかり、ちびりまくってしまっています。途方にくれてしまっています。ノコギリもつ気力は無くなってしまいました。しかし中途半端にお風呂場は、戦場です。
どうするユミソン…続きはまた!
text by ユミソン | 2006.06.20 | [ 風呂ナシ乙女の東京日和 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006.06.06第5回:ネットオークションに挑戦なり!
風呂ナシ乙女の東京日和 by ユミソン
んちゃ!暑いですね。最近の日中の日差しの強さは、だんだん夏を感じさせますね。あ、その前に梅雨だぁ。ヤだな。
ユミソン邸のお風呂改造計画も、この暑いうちにやってしまわないと!
改造中は湯船に入れなそうですもんね。
前々回に書きましたが、たわんでいて小さい湯船はとっぱらっちゃって、コンクリートで湯船を作ろうかなぁとモクロンデいました。
しかし!コンクリートで作ると、このおフログに書いた所、数名の友人などから、「コンクリートは固めるために、ベニヤ板などが必要だよ。」「乾くまで、一ヶ月ぐらいはお風呂に入れないよ。」「シロウトには難しいよ。」「防水ペンキは高いのを買わないと、お湯で少し溶けるのか知らないけど、ずっと臭いままだよ。」「なんだかんだと、お金はかかるものだよ。」などなど、ネガティブ情報をありがたく頂戴いたしました。
ぎゃん!やる気なくなっちゃう。しかも、前に相談に乗ってくれた友人は、なんだか仕事が忙しいようです…どしよ?どしよ?と焦る中、一匹の猫が再び立ちあがりました。
こぶ:ユミソン!私も手伝ってあげるよ。二人で湯船作ろうよ。
ユミソン:コブニャン(←飼い猫ちゃん)…あんただけだよ、頼れるのは!
こぶ:もぅこうなったら、やったるでぇ!一番だらしない方法を模索しちゃおうよ(笑)。
ユミソン:だね。乙女は力仕事できないもーん。メンドクサイから湯船は買っちゃおっか。ショッピングは乙女の特権だもんね。
と、リサイクルセンターやネットオークションなどを物色しはじめる一人と一匹。
こぶ:リサイクルセンターには無かったけど、ネットオークションではチラホラあるね。
ユミソン:倉庫整理やなんたらで、ほぼ新品のモノもあるよ!へぇえ。便利ね。ITって!
ユミソン:わぁお!金色の湯船だって。キャ☆すごぉい!
こぶ:これってラブホの浴槽…みたい。
ユミソン:…そう言われれば、そう見えなくも…ない…。
こぶ:あ、これなんてどう?えぇっと、サイズは140センチ。
ユミソン:いやーん、これじゃあ足が伸ばせちゃーう。
こぶ:でもさ、ユミソン邸の風呂場にそんなデカイの入るかな?ちゃんと測った?
ユミソン:測ってなーい。乙女はそんなメンドクサイコトしないもーん。

と、いいつつも、ソ言えばお風呂場の窓って、半分しか開かないことを思い出す。
チッ。一応測ってやるか。
ユミソン:3センチ足りません。入りません(涙)。
こぶ:窓を外してみようよ。
ユミソン:ダメだ、外れないよ。固すぎる!天井をぶち抜く?
こぶ:いいね!だけど、天井からクレーンで入れるの?
ユミソン:ポイって投げ入れるのはどうかな?
こぶ:(絶句)。なんか、メンドクサイくなってきちゃった。お菓子たべよーよ。
ユミソン:うん。
ガゼンやる気を無くしたユミソン&コブニャンは、そのまま甘味処に…。
ユミソン:美味しかったね。あのラズベリークリームったら、ありゃないよね。
こぶ:それよりも、あのパイ生地のサクサク感は、犯罪よ。
ユミソン:あれ?パソコンつけっぱなしだ。なんだっけ?
こぶ:湯船買うって言ってたじゃん。
ユミソン:あ、そうだった。これが良いね。入札っと。
こぶ:あ!入札しちゃダメ、ゼッタイ!サイズが合わなかったでしょ!
ユミソン:やべ!クリームて頭もとろけてた…入札しちゃったよ。
こぶ:知らないゾ。落札できちゃったらどうすんの?
ユミソン:やーん。そしたら部屋をお風呂場にする。
こぶ:で、お風呂場がリビング?
ユミソン:ははは。それいいね!
こぶ:一件落着!ヨカッタ、ヨカッタ。
一件落着どころか、新たな問題も抱えてしまったユミソン邸のお風呂改造計画。
果たして、湯船の落札は出来てしまうのか…?
次回に乞うご期待!
text by ユミソン | 2006.06.06 | [ 風呂ナシ乙女の東京日和 ] | 固定リンク | コメント (2) | トラックバック (0)
2006.05.23第4回:散歩する芸術
風呂ナシ乙女の東京日和 by ユミソン
寺、古美術商、銭湯、古本屋…。
東京と言っても、渋谷や新宿と違い、私の住む東東京は人ごみは少なくお年寄りが比較的多い静かな風景を描いています。
文化の杜と言われる上野周辺なので、ギャラリーや美術館も多くあります。
毎年秋、この地域でギャラリーや美術館をつないだアートイベント「アートリンク上野-谷中」が開催されています。
ユミソンさんも(一応)アーティストなのと、この地域に住み、影響を受けながら生活をしているので、このアートイベントには毎年参加しているそうです。
初夏の訪れそうなこの時期から、準備が着々と進んでいきます。
そして、ユミソンさんは毎年、お寺と銭湯での展覧会を開催しています。
今日は、ナゼ、お寺?ナゼ、銭湯?という所を中心に、アーティスト☆ユミソンさんに、おフログ記者☆ユミソンがインタビューします!ややこしいぞ!(笑)
(以下:アーティスト→ユ おフログ記者→記)
(写真:大黒天での展示風景)
記:こんにちは。早速ですが、ユミソンさんは、いつ頃から銭湯や寺院で展覧会をするようになったのですか?
ユ:おっほん。2001年に日暮里駅の横にある本行寺でのインスタレーション&パフォーマンスが最初かな。
それから毎年、お寺や神社での展示があり、銭湯は2004年頃から千駄木にある朝日湯のコインランドリーでの展示が始まったのだ!
(インスタレーションアート:設置美術とも訳され、彫刻や絵画とは異なり「その空間」に対して発生するアートの行為。)
記:ナゼ、ギャラリーではなく、そのような場所で展示を始めたのですか?
ユ:うーん。なんとなくかなぁ。場所代がかからないし。
家から近いし…勝手知ったるって感じで。へへへ。
ま、本音はそれくらいにしといて、お寺や銭湯というのは、私の生活でよく目にする風景なので、せっかく地域に根ざしたアートイベントが行われるのだから、その地域に生活するモノとしては、生活に溶け込んでいる風景に対しての行為を行いたかった。
銭湯や寺院で行われる「行為」は、日本に住んでいる人なら誰でも身体にしみ込んでいる文化だとも思って。
そして、その一方で、銭湯や寺院という「場所」は、ある多くの人にとっては、なじみが薄いという事実も面白かった。
寺院やお寺を扱っているけれど、宗教的な意味ではなく、民族的な意味が強いのかもしれません。あ、なんか頭良さそうなこと言ってる?モテそう?
記:モテないと思います…。銭湯で行われる行為は日常ですね。
その日常にアート作品を置くことは、美術館に普段足を運ばない人達にとっては新鮮に映りそうですね。
ユ:そう!オトトシは、コインランドリーの床面に楽譜をオイルクレヨンで描くという作品を作ったんだけどね、おっちゃんが、こう、じーっと見てるわけよ。
んで、おもむろに「お前、なんでこんな所に描いてるんだ?」とか言ってくるの。
こっちとしては、「あ!コンセプトですね。」てな感じで一生懸命説明しちゃったりして。
すると、わけわかんないって顔して「んなこたぁドーデもイーんだよ。警察に言うぞ!」とか言ってくるの。「なんで描いてる」というのは、描いている理由じゃなくて、「なんで、公共の場に落書きしてんだよっ!」って意味だったのね。あはは!
記:下町のおっちゃんは怖そうですね。その時はどうしたんですか?
ユ:で、「ちゃんと断ってますよー。アートなんです、コレ。」というと、そのおっちゃんもコロッと顔色が変わって「あぁ!アートね。アート。知ってるよ。おいちゃんも、好きだよ、アート。おいちゃん、昔、ちょっとアートだったんだよ。」とか(笑)。同じ、床の落書きなのに、アートの力は恐るべし(笑)。
そんな人って実は結構多くて、設置する時は面白いよ。
オトコ湯に入っても、アートなんですとか言えば許されちゃうかな?やってみようかなぁ。見放題かな。
記:それは、犯罪です。
そんなこんなで、今年秋も銭湯とお寺での展覧会は予定されています。
詳しくは、アートリンク上野-谷中2006をご参照くださいね!
@nifty温泉「朝日湯」詳細ページへ
text by ユミソン | 2006.05.23 | [ 風呂ナシ乙女の東京日和 ] | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2006.05.09第3回:勝負☆湯!
風呂ナシ乙女の東京日和 by ユミソンオッス。ユミソンどす!
みなさんはどのように、GWを過ごしましたか?
私は、区民プールに行きました。
ジャグジーに入って温泉気分も味わいました。
年々、プールよりジャグジーを好む傾向にあるのは、認めたくないけど、加齢のせいなのかしら?
そんなこんなで、五月五日は、菖蒲湯でした。
菖蒲→勝負のゴロあわせで、男の子が強く育つようにとの願いもあるようです。
乙女な私も、漢(オトコ)だと友人に言われますので、それならば、いっそ勝負に出たいと思います。
(写真:プール近く、鯉のぼりフェアのアグレッシブなポスター)
いくわよ、ウフーン!
で、勝負って言ってもなんの勝負かって言ったら、やはり「おフログ」ですから、お風呂の勝負です!
一回目のコラムで冗談のように説明した、私の部屋の作りつけお風呂。
もうボロボロで限界なんです。湯船や天井はたわんでいるし、ヒビや隙間風など…欠点を挙げたらキリがない。窓をまたいで外に出ないとお風呂に入れないってのが一番の問題な気もします(笑)。
私は美術やデザインを生業にしていますが、「なんとなく建築」と言っちゃいたいようなジャンルの学校に3年間だけ、在籍していました。卒業した人は、「それなりに建築」をしています。そして、がんばり屋さんは、「ちゃんと建築」をしています。偉い!
自分からはあまり遊びに誘わない、めんどくさがりの私が、下心まるだして「映画のチケットが二枚あるから、どう?」なんてメイルを、学生時代の友人に送りました。
で、映画の帰りにご飯を食べながら「ビフォアー・アフターで有名になってみない?」なんて、詐欺まがいの勧誘をしてみました。
(写真:たわむ天井)
「今度はなんだよ?」と、騙される気配はないものの、しぶしぶ私のモクロミに付き合ってくれる優しい友人を家に呼び込んで、「この風呂!ここをリフォームしようよ!足が伸ばせる湯船が欲しい!予算は三万円!できたら、おフログに掲載するからさ、名前載せるからさ、仕事がくるかもしれないよ!有名人になっちまいな!」とまくし立てました。
何も言い返さない無言の友人ですが、心は少し動かされたようです。
友:「でもさ、予算が安すぎるよ。」
ユ:「わかった!じゃあ、湯船を足が伸ばせるくらい広くして、天井を直してくれれば、充分だ!」
友:「だから、湯船だけでも、予算が足りないよ…。」
ユ:「よし!じゃあ、湯船と、天井も少し手を入れよう!」
友:「…(日本語通じてるのかな?)」
そんなこんなで、DIYセンターへ。予算的に大きな湯船は買えないし、お風呂場に入れる間口もないので、コンクリートで作ることに。
ユ:「コンクリートって高いんだね…」
友:「これに、水がしみないように、ペンキ類を塗らないといけないよ。」
ユ:「防水ペンキって高いんだね…」
思いの他、高くつきそうな予感。
ひとまずカフェで作戦会議。
色々、アイディアを出し合いました。
友:「*****というアイディアはどうかな?これはまだ誰もやっていないし、きっとよいハズだよ。」
ユ:「うーん。どうかなぁ…可愛くなさそうだなぁ…あ!じゃあさ、立て壊しの家にある湯船をもらってきて、今ある湯船と合体させれば、二つ分の大きさになるよ!きゃわゆい!」
友:「(絶句)…えっとね、道に落ちてるお茶碗は汚いから拾っちゃいけないって言うでしょ?湯船もその延長線上にあると思うよ。」
ユ:「えー?なんで拾っちゃいけないの?なんで?なんで?」
友:「やれって、言うならやるけど…。でも、これを実行するなら、僕の名前は絶対に出さないでね。」
ユ:「ビフォアー・アフターで有名になりたくないの?」
友:「逆効果だと思う…。」
一回目にしては上々な打ち合わせも、幕を閉じ、次は具体的な工事の仕方を考えるべく、さよならする二人。全国、自作風呂のみなさん、またね!
text by ユミソン | 2006.05.09 | [ 風呂ナシ乙女の東京日和 ] | 固定リンク | コメント (1) | トラックバック (0)
2006.04.18第2回:音と光だけが身体を包む不思議な湯
風呂ナシ乙女の東京日和 by ユミソン東京は下町。ここに「白光温泉 Experimental」という不定期営業、完全予約制の温泉(お風呂?)が出現。
しかも!濃霧で視界がなくなり、音と光だけが身体を包む不思議な温泉があるとのタレコミがっ。
調査をしてゆくうちに、それは体験できるアート作品という疑惑が…!
深まる謎を追いかけるために、探偵ユミソン・ホームズと助手Mリ子くんが、浅草橋の駅に降り立つ。(以下、ユミソン=ユ、Mリ子=M)
M:屋形船が川辺にあったり、下町情緒残る町並みねー。ねぇユミソン、こんな所に温泉なんて本当にあるのかしら?
ユ:玄関のチャイムを鳴らせとだけ指示されたけど、温泉にチャイム?のっけから、怪しいね…帰えっちゃおうか、Mリ子くん。
M:ダメよ!あ、あった!この建物よ、絶対。玄関がおかしい。
と、出迎えてくれたのは長髪で挑発気味のイカツイお兄ちゃん…ではなく、長髪ながらもバリトンボイスが艶っぽい、優しい紳士でした。紳士の名は平野 治朗(以下、平野=平)。
世界展等にも出展したこのある有名な芸術家であり、「白光温泉 Experimental」のオーナーでもある。
平:ま、上がって。
ユ:って言っても、いきなり視界ゼロ!なにこの霧ゎ!
M:んま!すごいわ。目の前のユミソンが消えたわ。
で、ソウコウシテいるうちに、二人は視界ゼロのフロの中に放り込まれる。(本来は一人用です。)
ユ:湯船、広いね。壁も床もお湯も白くて、霧も濃厚で。全部が白に包み込まれる!どこにいるのMリ子くん!
M:ここよー。(ゴツン)あ、目の前にいたわ。浮き輪でプカプカ浮けるし、音楽も流れ出したわ。すんごいわねぇ。
ユ:お湯の温度もぬるくて、人肌と空気と水の境目がなくなるねぇ。
M:そ!妊娠してたら、出てきちゃいそうな感じよ!あー!!!産まれるわー!!!あー!!!
ユ:Mリ子くん!しっかり!アンタ、妊娠してないでしょ!
M:そうね。そうだったわ。それぐらい、自然分娩な温度ね。
ユ:あ、空気の色が変わりだした。光も、音も、すごくなってく…。
M&ユ:うわゎゎ。きちゃったよぉー!ぎゃぁー!あはははは!きゅー!
本来なら、静寂な色と音の空間に包まれる幻想的な温泉。
しかし、何故だか叫んだり笑ったりMリ子とユミソンは思い思いにインナートリップ。
予定時間(40分)オーバーの一時間半を湯船で過ごしリラックスルームへ。
平:お疲れ様。おでんとお酒があるから、食べるかい?
M&ユ:うん。ありがとう。
平:楽にして良いよ。
M&ユ:うん。ありがとう。
初対面とは思えない平野氏の優しさに、思いっきり甘えまくった、二人の乙女。
果たして乙女と呼んで良いのかわからない、だらしなさ。
「お風呂」を美術作品の題材にした平野氏の真相や背景はそっちのけで、取材と称し乙女トーク。朝までシャベリバ気分。
気になる方はゼヒ体感を!という事で、近々に開催決定!
☆☆。。☆。。最新の予定 ☆☆。。☆。。
Title : 「白光温泉 Experimental」
Date : 2006/4/21,22 18:30~24:00
Space : 東京都中央区日本橋馬喰町2丁目5-17
Access : JR浅草橋駅 都営浅草線浅草橋駅徒歩4分 都営新宿線馬喰横山駅徒歩7分
TEL : 090-4115-7018 ヒラノ
Admission Fee : 2000円 (フード&ドリンク付き)
白光温泉 http://wlo-experimental.hp.infoseek.co.jp/
☆18:30~☆19:30~ ☆20:30~ ☆21:30~ ☆22:30~の各回予約制。
一人の体験?入浴?時間は約40分。
希望する回を2つあげて 御予約を。jiro@iamas.ac.jp
☆☆。。☆。。最新の予定 その2 ☆☆。。☆。。
「白光温泉+MA⇔YA」コラボレーション・イベント
2006.5.12(fri)@night
チャージ等未定。
「MA⇔YA」
■プロフィール:
サイケデリック・ディジュリドゥのKAYAと元倍音Sの青山雅明が、ネィティブ・アメリカンフルートの縁で出会い、誕生したトライバル・サイケデリック・デュオ。
この出会いは危険だ 虹色のミストの粒子と音の粒子の溶融 experience!
text by ユミソン | 2006.04.18 | [ 風呂ナシ乙女の東京日和 ] | 固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)
2006.04.04第1回:部屋とバスルームと私
風呂ナシ乙女の東京日和 by ユミソン
東京は下町とよばれる地域で、風呂を作ったり、人が作ったのを受け継ぎながら、細々とアバンギャルドな生活をしているユミソンさん。今日は共同生活者、こぶにゃんが、突撃レポート!
-部屋の窓を開けると、庭ではなく、バスルームが!そして、バスルームに行くには、小さいハシゴを上り下りしなければならない。外壁のブロック塀をそのままバスルームの壁にし、天井はトタン&ベニヤ板。スキマからは外が丸み見え、意味もなく多い水道の数…!-
こぶ&ユミソン:こにゃにゃちわ。
こぶ:すごい色のバスルーム!(壁がオレンジピンクで、床がブルー)
ユミソン:ね。変態だよね!前の前に住んでる人が風呂を作ったの。で、前に住んでる人が色を塗って。私は、階段をつけたり、脱衣所を作ったり。たわんできた湯船の下に、強化ガラスを仕込んだり。
こぶ:強化ガラス…なんでガラスなの?割れたら危なくない?
ユミソン:拾ったの。丁度良い厚さだったし…まだ割れてないよ。
こぶ:なんか、貧乏特集みたいだね。
ユミソン:そうだね。うふふ。
こぶ:所で、このバスルームってスキマ多くない?
ユミソン:冬は極寒!よく、改造するからスキマだらけになちゃうの。大きいスキマはセメントで埋めたよ!小さいのはメンドクサイし、昼に入浴すると木漏れ日が可愛いから、そのまま。それに、こんなに狭いのに、蛇口が6個もあるの!
こぶ:ぎゃん!きゃわゆい!
こぶ:ユミソンにとって、お風呂とはなんだろう?
ユミソン:におい消し。
こぶ:窓ガラスにコラージュやグラフが多いのは、やっぱり…。
ユミソン:着替えてるの、部屋から丸見えだから!
こぶ:でも、この程度じゃあんまり意味ないよね。
ユミソン:気持ちが大切だから。
こぶ:乙女ね。
こぶ:そういえば、前に住んでいた部屋はもっとすごいお風呂だったよね?
ユミソン:うふふ。プリミティブなお風呂だったね。
こぶ:そう!まるで、夏の海辺にバカンスに来てるような気分になる感じだった。
ユミソン:ガールスカウトのキャンプみたいな…。
*プリミティブ=原始的な
こぶ:あ、そろそろ、文字数が。この続きはまた次回だ!
ユミソン:次回は具体的な作り方まで、話したいね。
こぶ:うん!乙女のハンドメイド、みせつけたいね。
こぶ&ユミソン:ありがとうございました。
こぶ=通称こぶにゃん。ネイルに気を使い、毎日爪とぎを欠かさない、気まぐれで、しなやかな身体を持つ乙女。ユミソンと共同生活中。
ユミソン=食欲が人生の多くをしめる。スレンダーながらも、3サイズ共に同じという、奇蹟の身体をつくりあげる。こぶにゃんを食わすために働く、労働者。
text by ユミソン | 2006.04.04 | [ 風呂ナシ乙女の東京日和 ] | 固定リンク | コメント (6) | トラックバック (0)

