2004.12.20
第6回:尻焼温泉~いつか尻焼軍団に入る日まで~
混浴礼讃 by 蛸女(たこめ)
わが国には、3000ヶ所を超える温泉地があります。
がんばって 1ヶ月に1度、温泉に行くとしても年に12回。
(普通に生活していると、年に2.3回いければいいほうでしょうか?)
10年で120ヶ所。
100年で1200ヶ所。
一生温泉に行き続けても
半分も入ることはできないのだなぁ・・・。
しみじみとそんなことを考えている蛸女でございます。
早いもので、あっというまに年の瀬を迎え、
様々な野望を抱いて始まった混浴コラムも気がつけば最終回。
最初に混浴コラムを書くに当たって考えたことは
一番自分の好きな混浴の温泉ってどこだろう、ということでございました。
そう考えると真っ先に思い浮かぶのが『尻焼温泉』
好みがはっきり分かれる温泉ではあるかとは存じますが、
大自然との一体感の点では、
混浴を抜きにしてもぜひ皆様にお勧めしたい温泉でございます。
最終回。
『尻焼温泉』で締めくくらせていただきたいと存じます。
~尻焼温泉~
初めてその名を見たときはかわいくて笑ってしまいました。
尻が焼ける、きっと大昔お尻を火傷した方もいらっしゃったんでしょうね。
尻焼温泉は、長笹川の川底から湧き出す温泉。
大自然をうまく利用して湯船にしているけれど、
あくまで川。そのため24時間いつでも入れて無料。


初めてこのお風呂に入ったときは
自分が大自然の一部になったような気がいたしました。
泳いでみたり、岩に座ってみたり。
熱いところに行ってみたり、冷たい場所でほてりを冷やしてみたり。
なんて自分は贅沢をしているんだ~と(タダなのに)
時間も場所も現実もすべて忘れて
本当に幸福に酔いしれるひと時を過ごすことができました。
夏には、仕事の終わりが遅くても、
東京を好きな時間に出発し、車を走らせること数時間、
通常の施設のように終了時間を気にすることなく、
真夜中でも温泉に入ることができます。
しかも天気の良いときは、
東京では考えられないほど美しい星を見ながら
最高のお湯につかることができるのでございます。
星の一粒一粒が大きい。
本当に宝石箱をひっくり返したよう。
一瞬でいい、この景色を貸し切りたい・・・
そう思うのですが、みんな考えることは同じらしく、
夜中の2時3時に行っても誰かいることが多く、
ひとり占めは難しいようです。
いつか、だれもいない尻焼温泉に入ること
それが蛸女の夢でございます。
~冬の尻焼~
今の時期、尻焼温泉の一番美しいときです。
大自然の醍醐味を堪能できる、冬の夜の尻焼温泉に行かれるのなら、
ゆっくり泊まられることをおすすめいたします。
(ここは1万以下で泊まれる宿ばかりで嬉しい限り)
なぜなら、あまりにも寒くて、お湯から出られなくなり、
それでもがんばって出たはいいけれど、風邪を引いてしまうことが多いからです。
露天風呂に入って、がんばって宿に戻ってきて、
宿のお風呂で芯から温まってからでないときっと女性は寒くて寝られません。
またあまりにも暗く、湯船に行くまでが大変です。
宿では、懐中電灯を貸してくれます。

玄関においてあります。
自由に持って出て勝手に返すという感じ。
懐中電灯で足元を照らしながら前に進みます。
かなり足元が悪いので慎重に進まないと転んでしまいそう。

懐中電灯で前を照らしてもまわりは暗闇
足の裏を怪我しないよう、宿のサンダルをはいたまま
お湯に入るのが一般的のようでございます。
通常の温泉では、水着もサンダルも信じられませんが
確かにここではあったほうが快適に入れます。
冬はホテル光山荘が一番近くて便利です。
秘湯スタンプを集めている方は 関晴館別館ですね

光山荘

お部屋には川沿いに荷物を持っていけるように
カゴが置いてあります。
~尻焼軍団~
さて、何度か行ってみると気づくと思いますが、
(泊まりの場合は夜と朝行っただけでも)
湯船に行ったらいつも入っている人たちがいます。
私が勝手に彼らを名づけて尻焼軍団と呼んでいるのでございますが、
尻焼軍団を楽しいと思うか、うるさいと思うかで
尻焼温泉の評価はかなり変わってきてしまうかと思われます。
尻焼軍団とは尻焼温泉が好きで集まってくる人たちのこと。
群馬県内に限らず、みんな遠方からやってくるようでございます。
尻焼軍団はお話好き。
今までいろいろな混浴に入りましたが、
ここまで堂々と話し掛けてくるところは他にないのではないでしょうか。
「そこ冷たいよ。そこは滑るよ。」
等、尻焼の川底を知り尽くした彼らだからこそ出来る
ちょっとしたアドバイス的な話しかけで、
なんとなく心を許してしまい、
ついつい話しこんでしまいます。
気づいたら2時間くらいあっという間。
もとお寿司屋さん、温泉業関係者
悠々年金生活者、その他普通では一緒に話す機会のない人がいっぱい。
そのうちに顔相を見ることが出来る人があらわれたりもして。
頼んでもないのに見ていただいた蛸女の顔相は
「一生波乱万丈・苦労して落ち着かない人生」だとか。
材料持ち寄りでキムチ鍋を作る人がいらっしゃったり、
手打ちうどんを振舞ってくれる人がいらっしゃったりとか
みんな好きなときにお風呂に入って、
好きなときに帰って、本当に自由に見えました。
共同湯が汚れたら、裸のまま掃除をしたり、
缶などのごみを誰に言われるでもなく持って帰ったり、
尻焼温泉が好きで自然に集まってきて、
気付いたら 仲間になっているというのは
すごくうらやましいなと思ったのでございます。
今はたまに訪れて、彼らの話を聞くだけですが
一生懸命働いて、いつか自分の時間を全て自由に使えるようになったときに
横になれるようにワゴン車を改造して
車で日本各地の温泉を巡る、
そんな生活を送っている自分の姿を思い浮かべたりするのでございました。
いろんな人と話したい人には良い出会いになるでしょうし、
面倒なことが嫌いな方にはおせっかいな人たちで終わるでしょうし、
感じ方は人それぞれのため、尻焼軍団のことは横に置いておくとして、
大自然に包まれに、また行きたくなる温泉。
それが尻焼温泉でございます。
日本の名湯、草津でも訪れたときに
ちょっと足を伸ばしてみてください。
~一生温泉~
混浴の良いところは、昔からずっと変わらない、
お湯・景色・文化・会話等を楽しむことが出来ること。
いろいろな場所に、いろいろな人がいるんだなぁと
普通のお風呂に入っているだけでは気づかないことに
気づくようになります。
このコラムを書きながら思ったのは、
自分が本当に温泉が好きなんだなぁということ。
新しい温泉地に行ったり、
新しい人に会ったり、
宿で親切なもてなしを受けたり、
その度にリフレッシュし、パワーを与えてもらえる気がします。
温泉は命の洗濯。
日常の些細なことで汚れやすくなっている心を
温泉で綺麗にしながら、蛸女は旅を続けます。
そのうちどこかの湯船で
お会いするかも知れませんね。
脱線しまくりのコラムに
お付き合いくださり、本当にありがとうございました。
またどこかでお会いする日まで、
それでは皆様ごきげんよう。
@nifty温泉「関晴館別館」詳細ページへ
@nifty温泉「尻焼温泉」詳細ページへ
<完>
text by 蛸女(たこめ) |
2004.12.20 |
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2004.12.07
第5回:ご褒美の宿、『陶泉御所坊』
混浴礼讃 by 蛸女(たこめ)
みなさま ごきげんよう。
蛸女でございます。
それは、友人に言われたある一言が始まりでございました。
「蛸女様、最近太ってきたね。」
が~ん。
あまりにストレートで失礼な (でも事実) お言葉。
あ~、最近渇いてきているからかしら・・・
そう言って鏡を見て溜め息。
女は潤っていないと、(幸せで精神満たされた状態のことよ)
余計な贅肉を身につけてしまうのでございます。
手っ取り早く女のレベルを上げるのは、
そう、一人旅。
せっかく一人で行くのなら、
至福で気が遠くなるような温泉にしたいわ。
そこで思い出したのが
貴重なる、混浴情報 『陶泉御所坊』・・・。
温泉の中で最も美しくセクシーな場所、 らしい。
もうずっと気になっていた場所。
わたくしもこの体でその感動を味わってみなくてはっっ!!
思い立ったら最後、
そのまま新幹線に飛び乗り、
日本三古湯、日本三名泉!!!
有馬温泉目指して旅立ったのでございます。
と今回の導入部はかなり長くなってしまいましたわ。
でも長い前ふりもすべて、陶泉御所坊についてのコラムのため。
心の準備はよろしいかしら?
はるばる来たぜ 有馬温泉~♪
今回は明らかに目当ての宿があったので、
温泉街を 誘惑に負けずあがってこれたのですが、
こじんまりとした趣ある宿が多く、かなり心誘われます。
宿のひとつひとつを、思わず覗き込みたくなります。実際覗き込みました。
街全体が活気に満ち溢れ、
カフェ、雑貨店もセンスが良く、
お土産やさんも店ごと全部買い取って持ち帰りたいくらい、
人にあげるためのお土産ではない、
自分のために買って帰りたいものをそろえていました。
目当ての宿に到着。

御所坊独特のムードがあって
入った瞬間から、御所坊のもつ世界に魅了されてしまいました。
調度品ひとつにおいても
考えられているな、という気配り。
でもそれを感じさせないシンプルさ。
館内にいろいろな展示品もあり、
歩いているだけで楽しい。
女心をくすぐります。


体重計ひとつとってもかわいい。
お風呂への期待は高まるばかりです。


御所坊の重い扉をあけると洞窟であった。(川端康成「雪国」風)
入った瞬間が洞窟かと思うつくりなのに、
さらに本当の洞窟が続いています。

湯気で曇ってぼけていますが、洞窟風呂のスリリングな感じは
反対に良く伝わるんじゃないかしら?
湯気がたちこめ視界は危うい。
おそるおそる進んで行くと
浴槽はスロープ状になっていて、展望が開け、

大浴場の「金郷泉」へたどりつくのでございます。
「金郷泉」
左側は男性の浴槽で、仕切りが低いため
お互いの顔を見ながら入ることができます。
男女相手のエリアに入っていけないだけで、
まさに混浴

こんなに低い。
内風呂なのにとても開放感のあるつくりで、
とても落ち着けます。
長風呂の蛸女がゆっく~り入っている間にも
何人かの男性がいらっしゃいましたが、
みんなひっそりと来てひっそりと帰っていかれるので、
ぜんぜん気づかず自分の世界に没頭することができました。
ここまでお湯の色が濃いと、
まったく見える心配もないし。
お湯の金色を見ているだけでも、
有馬に来たのよ~と非日常感に浸ることができます。
こころ穏やかに
男性と同じ時間を共有できるなんて、
なんてすばらしい。
あまりに素敵なので、
一人で来たのをちょっと残念に思いました。
今度は愛する殿方と来たい。
憧れのルレー シャトー グループに加盟しているというのも納得。
いっぱい食べたので
残念ながら体重は変わらなかったのでございますが、
ストレス発散、代謝も良くなり、
(有馬の湯は婦人病にもよろしいのよっ!)
長い歴史と、特別な格式+α
ここにいるだけで自分に中にエネルギーが満たされてきて、
より美しく (より強気に) なって東京に戻ってきた蛸女でございました。
次回一緒に来る殿方と出会える日も
そう遠くないはず・・・。
最も美しくセクシーな混浴。
こころゆくまで堪能させていただきました。
ご馳走様でした。
text by 蛸女(たこめ) |
2004.12.07 |
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2004.11.25
第4回:法師温泉~平日のすゝめ~
混浴礼讃 by 蛸女(たこめ)
それは、まだ蛸女が小娘だった頃・・・
日帰り入浴のために一度法師温泉に足を運んだときの話から、
第4回目をはじめさせていただきます。
土曜の日帰入浴
有名なJRの広告等を見たり、
フルムーン

様々なメディアで法師温泉の紹介を見るたび、
胸がときめき、鹿鳴館時代に心はタイムトリップ。
蛸女にとって、少女時代から長寿館は憧れの宿でございました。
あぁ、一度あの湯船に
ゆっくりと体を沈めてみたい・・・
今思えば、ハタチやそこらで
かなりババくさい夢でしたが。
まだ混浴見習いたった蛸女は、
混浴の何たるかも良く知らないのに、
夢をかなえるために足を運んでみたのでございます。
あまりにも憧れていたからでしょうか?
勝手な思い込みで
かなりかなり遠い
そう簡単にはいけない奥地にあると思い込んでいました。
ところが、いってみると案外普通の宿と変わらず、
新幹線でいけばもちろん、
自動車で行っても予想以外に行きやすい宿でございました。
とてもありがたいことでございます。
そして、法師温泉到着。
法師入り口

木造のかなり雰囲気のある宿
うれしくなってまいあがっちゃいました。
今思い返しても、
到着しただけで感動できた自らの初々しさは
愛らしく、あの頃よ再び・・・
とそれだけで数時間もの思いにふけることができることができるくらいなのですが、
それはまた別の話。
いよいよ

玄関

元気いっぱい、かなり早く行ったので、
入浴できる時間になるまで宿の裏側など見てすごし
長寿の泉

神社?

そして10時半に戻り
受付をしようとしたところ。
いつの間にか人が増えているではありませんか。
その日は土曜。
団体さん。仲良しグループさん。
予想以上の人にびっくりしてしまいました。
「これだけの人が入れるなんて、
かなり大きいお風呂なんだろうな」
と思いながら、館内へ入っていったのでございます。
ところが・・・
大浴場 法師乃湯
憧れの大浴場 法師乃湯の更衣室。
張り紙

水着・バスタオル禁止の張り紙。
もちろんここまできたからには裸で入りますわ~♪
と服を脱ぎ、戸をあけた瞬間。
突き刺さるかのごとく
男性の目が数十個
いっせいにこっちを見ている(ような気がして)
くらっ。よろよろ。
すぐに戸を閉めてしまいました。
はぁ~。びっくりした。
なんでございましょう?今のは。
今度は窓の間から、
そして少しずつ戸を開いて
恐る恐る様子を窺います。
思ったより湯船は小さい。
そして、男性しかいない・・・
全部で8つに分けられたち小さめの湯船ひとつひとつに
それぞれ男性が3・4人うまく割り振られて、
入り口の方を向いて全裸でうようよいるではありませんか。
はいり口

向かって左が男性、右が女性の入り口。
つくり的にもみんな入り口を見る形になっている・・・
入っていくのが恥ずかしいのはもちろん、
場所的にもとても私の入るスペースはない。
仕方ないので少し空くまで待ち
数時間後に様子を見にいってみましたが、
ぜんぜん様子は変わらず。
さっきの人たちがまだいる。
さらにちょっと増えている。
かなりぬるい湯温のため、
いようと思えば数時間でもゆっくりできるのです。
だから回転率も悪く、
帰る人のペースよりも新しく入ってくる人が多いという、
110時半~12時くらいは避けるべき魔の時間帯でございました。
ただ、日帰り入浴時間には制限もあるし。
いつまでも時間を無駄にはしていられないわ。
ここまできたからには入らないと。
貧乏根性から、まずはバスタオルを巻いて
勇気を出して中に入っていったのでございます。
その時。
目をそらしてくれる紳士的な方だけでなく、
明らかにこちらを見て目をそらさない方も2.3人。
軽く数えたところ
男性の数ざっと30人。
その中に女性は蛸女一人。
紅一点、逆ハーレム状態。
でも、正直あんまり嬉しくない・・・
脚だけ中に入れて、
バスタオルを取るタイミングをはかっていましたが、
一部の殿方と目が合うこと数十回。
「たいした体じゃなくてもこいつらにはみせるものか」
(このように思っても
自意識過剰と非難されることはないはず)
せっかく温泉に来て、
どうやって入ろう、どうやって出よう、
裸を見られたくないなぁ 等
面倒なことを考えるのが嫌になってしまい、
ここは日帰りだと、堪能できない。
日を改めて泊りでこよう。
そう決意し、ちゃんとつかることなく
大浴場 法師乃湯を後にし、
女性用浴場に移った蛸女でございました。
その女湯では
やはり大浴場の入りにくさが話題になっていました。
いろんな女性が入りにきては
結局入れずに大浴場を見学だけする形になって帰っていきました。
ここまで来たのに皆さん残念がっていましたし、
実際私もきちんと入れず
かなり残念でございました。
~数年後~
その後お仕事を休み、平日の夜に泊ってまいりました。
土曜は数ヶ月先までなかなか予約が取れませんが、
平日なら予約も取り易く
そして温泉も心から堪能できます。
名湯

これぞ求めていたもの
日帰りでは利用することのできない、
玉城乃湯も利用できますし、
余計な心配もしないで心ゆくまでのんびりできました。
玉城乃湯

玉城乃湯
その後いろいろな先達のお話を窺うと、
平日は日帰りでももう少しましなようでございます。
日帰りなら平日を狙うようにしましょう。
今回は若かりしころを思い返しつつ
混浴といえば一番に思い浮かぶ、
法師温泉について記させていただきました。
日本を代表する名湯。
法師温泉「長寿館」の本髄を味わうなら。
ここは是非宿泊されることをお勧めいたします。
本当に癖になるいいお風呂ございます。
明治浪漫にあふれた空間で現実を忘れましょう・・・。
@nifty温泉「法師温泉 長寿館」詳細ページへ
text by 蛸女(たこめ) |
2004.11.25 |
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2004.11.09
第3回:そろそろまじめに~金谷旅館~
混浴礼讃 by 蛸女(たこめ)
みなさま、ごきげんよう。
蛸女でございます。
前回のコラムを無事提出し、
安心しきって、しばらくメール等を見ないでいたら、
ココログの醍醐味、
丁寧かつ紳士的なコメントをいただいておりました。
「蛸女さま、伊豆下田の金谷旅館の千人風呂に入られたことはありますか?」
金谷旅館・・・(と憂いを帯びた遠い目)
ええ、すばらしい温泉でしたわ。
ここは宿泊者専用の貸切風呂「一銭湯(いっせんゆ)」と、
お部屋にも興味があったので、
そして日帰り客のいない時間にゆっくりと混浴を楽しむために
泊まりで利用させていただきました。
コメントへのご返答を兼ねて、
今回は、混浴見習い(初心者)にぜひお勧めしたい、
金谷旅館についてのコラムを書いていきたいと思います。
しばらくお付き合いくださいませ。
~注意書き~の巻
さて、前ニ回のコラムには
導入部ということもあり、写真がございませんでした。
●写真があるほうが、どのような温泉かを読者のみなさまにきちんとお伝えできて臨場感がある。
とのちゃんとした理由から、
●写真があるほうが見栄えが良い。
●元○○大学写真部部長で鳴らした、蛸女さまの素晴らしき写真の腕前を披露できる。 他
どうでもいい理由まで、いろいろ思うところあり、
今回のコラムからは写真を載せようと
固く決心しておりました蛸女でございましたが。
残念ながら今回は金屋旅館ということで
写真をお載せすることができませんでした。
なぜなら、金谷旅館の浴場入口には、
「マスコミ・取材以外の写真撮影禁止!」
と、はっきり明言されているのでございます。
その日は完全なプライベートな旅行でございましたので、
お利口なわたくしは、おとなしくその言葉に従い、
写真を撮らずに帰ってきました。
今回、このコラムに載せるということで
改めて取材に行けば、写真をお載せできるのですが、
千人風呂の写真は
公式HPや様々な雑誌や特集で見ていただけばすむことですし
写真がないことさえもネタにさせていただくことにしました。
また、注意書きといえば。
千人風呂は、女性は鍵をあけ、
専用の扉を通って行き来するシステムが有名ですが、
その扉の上に、
「いちゃいちゃ(みだらな行為) 禁止」
みたいなことが書かれていたのにはびっくりしました。
男性側だけではなく、女性側にも
そのような注意書きが必要な時代になったとは・・・
と、つかの間の感慨にふけりながら、
わたくしもその扉の鍵を開けました。
女性からだけ、しのんでいけて、
逆夜這いみたいでドキドキ。
このいつにないスリルが
きっと一部の女性をみだらにしてしまったのかも。なあんて。
どうでもいいことを考えながら。
意気込んで男風呂に入っていったのでございます。
しかし 日曜の夜に泊まっていたためか、誰もいませんでした。
ちょっと拍子抜け(笑)
おかげで広くて深い千人風呂をこころおきなく堪能することができました。
※個人的には女性用の「万葉の湯」の方が良かったです。
男性の味わえない女性だけの楽しみということで
どこがどう良かったかはここでは秘密。
~お勧めのわけ~の巻
混浴見習いに金谷旅館をお勧めするわけは
女性が、自分でタイミングを見計らって、
お湯の中に入ったまま男湯に入っていける点です。
つまり男性に肌を見られる心配がない。
通常の露天風呂などの混浴の場合、
脱衣場から湯船までは、
タオルで体を隠しながら進むのでございますが、
その道中、まるで花道かのごとく
男性陣からの強い視線をあびることがあり、
それでめげてしまうことが多々あります。
普通の女性が混浴を嫌がる一番の理由の混浴花道がない!!
金谷旅館
まさに混浴見習いにふさわしい風呂といえるでしょう。
宿としても、お料理は食べきれないくらい
マッサージは格安、貸切風呂は風情たっぷり、
さらに天体天文台もあり、
お風呂だけでなく宿としても、とてもくつろぐことができました。
金谷旅館
ぜひここで混浴デビューしてください。
では今回はここまで。
混浴見習いから経験値が上がり、
混浴戦士へと成長したみなさまに
また次回お会いできるのを楽しみにしております。
@nifty温泉「千人風呂金谷旅館」詳細ページへ
text by 蛸女(たこめ) |
2004.11.09 |
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2004.10.25
第2回:混浴神話~混浴マスターへの道~
混浴礼讃 by 蛸女(たこめ)
突然ですが・・・
古本屋さんで混浴関係の本を見つけました。
あんまり詳しく書くと本の宣伝になっちゃうので少々伏字で。
「盗撮混浴*※★」
もちろん、題名だけで内容が想像できちゃいますが(笑)
さらに、犯罪なわけですが。
本だけではなく、小説・ビデオ etc
「混浴」だけで商売が成り立つ世界があるわけです・・・。
今の世の中、セクシャルな刺激なんて
他にどれだけでも選択できるようになっていて。
そして簡単に手に入るようになっているというのに。
湯けむり殺人事件で、
必要もないのに混浴で色っぽいお姉さんが映っていたり。
混浴だったら温泉連れて行ってあげてもいいよ
とお酒の上の話でもないのに
冗談か本気かわからない笑い話になったり。
蛸女が混浴好きだと知ると、
「いや~、好きなんですね~」(何が?!)
と訳のわからないことをのたまったり。
混浴神話とでもいうのでしょうか。
「混浴」って、男性の永遠の憧れなのかもしれません・・・。
と、いつの世でも
安定した不動の地位を保っているかと思われる混浴ですが、
中には、混浴を閉鎖してしまうお宿も・・・
施設側としても、本来の姿を維持していくのは本当に難しいようです。
女性としては
せっかくリラックスするためにお風呂に入りにいって、
じろじろ見る男性がいたりすると、
宿にクレームをつけたくなるのはわかります。
でもそれは決して宿側だけの責任ではないのに。
男性側(もちろんカップルでいちゃいちゃする女性も)の
エチケットの問題でしょう。
一部の心無い人たちのために日本の文化が
廃れていくのはとても悲しいことです。
・・・。
と、ほんのり物悲しい気分になってきたので。
私 蛸女の
女性の方に向けての、正しい混浴の入り方について
少し触れさせていただきます。
ご参考いただければ幸いですわ。
・ できれば人の少ない平日行く。
・ 日帰りではなく泊まりの宿の混浴を利用する。
(一般客の利用の少ないところを選ぶ)
・ お湯は透明ではなく、にごり湯等の温泉を選ぶ。
経験から言って、あんまり恥ずかしがらない方が良いようでございます。
男の人は、恥ずかしがっている女性が大好きです。
それこそ、最近話題の
恥じらいを忘れたおおまた開きのおばさんを
見たがる男性はだれもいません。
さっと着替えて、いさぎよく入っている貴女を見たら、
恋人同士で行ったときなど、
きっと彼は惚れ直してくれるはずです。
(私の経験からの言葉です!!困ったわぁ。愛されて、愛されすぎて)
風呂に入りにきて、風呂に入って何が悪い、と強気でいきましょう。
基本的に名湯には、温泉を純粋に楽しむ、
紳士・淑女が集まりますが、
万が一、場違いな人が紛れ込んでいるのに気づいたら、
目でキッと睨む。
そうずると大体の男の人は
ビビって逃げます(笑)
それでも目をそらさない
不届き者がいたら、
くすっ。笑ってやりましょう。
「○○なくせに」 (あら下ネタ??)
といった 大きさに関するするとより効果が高いでしょう。
「睨む」「笑う」
この2大テクニックを学んだあなたは
混浴マスターに向けてのパスポートを手にしたわけです。
マナー違反ヤローからの
自衛の術は手に入れました。
あとはもう、
心行くまで混浴の良さを追求するのみです。
混浴礼賛
脱線しながらも
またこのテーマに無事戻ってきたようで
一安心でございます。
それでは、心苦しい表現も多々あったことをお詫びしつつ。
次回まで皆様 ごきげんよう。
text by 蛸女(たこめ) |
2004.10.25 |
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2004.10.09
第1回:早くも現実の厳しさを知る
混浴礼讃 by 蛸女(たこめ)
みなさま、はじめまして。
蛸女と申します。
雅に麗に美しく、
温泉についてのコラムを繰り広げたいと思っております。
テーマは『混浴』・・・ (かなり脱線予定ですが・・・)
混浴だなんて、なんとなくエロティック!!
もしかして@nifty温泉に、ふさわしくない程
お子ちゃまにはまだ早い 艶・恋話が満載で
途中で連載中止になるのでは!?
と、そう思われた方、ごめんなさい。
私はいかに混浴から色気をなくそうか、との永遠の課題追求のために
今回のコラムを書くことを決心したのですから、
赤面するような話はなくってよ。
いくら私自身の浮名が少なかろうと多かろうと
今回のコラムには関係ないことですし・・・。
って書けるだけの話がない、っていうのが事実なんですけど。
さて、早速取材も兼ねて混浴へ行こうと
気の合う女友達を誘いました。
蛸女「ねぇねぇ、温泉行こうよ。」
友人A「いいよ、いつにする?」
蛸女「混浴なんだけど」
友人A「混浴? じゃ行かない。」
蛸女「今度の休み、○○旅館行かない?」
友人B「え~、でもあそこ混浴でしょ?他のところがいいな。」
ちっ。(←舌打ちの音。あらら、蛸女様としたことが。)
なんで混浴っていったら断るんだよぅ。
混浴の良さを全然知らないくせに。
なんでこう、混浴って卑猥なイメージが強いのかしら。
そこで世間一般の人が混浴をどう思っているか
今回のコラムをきっかけに
早速いろいろと調査してみることにしました。
調査開始。
早速パソコンにむかい「混浴」 を検索すること数分。
(調査って検索だけかい?!)
あらあら。
かなりの確率でアダルトサイト。
さらに某掲示板では
こんな書き込みを発見。
・・・一緒に混浴行ってナンパしませんか?
・・・女性待ちの男性で大変混んでいました。
これじゃあ、普通の女性は混浴を敬遠するのも無理はないですわね。
マナーのしっかりしない一部の心無い人に見られて、
さらに知らないところで盗撮までされている可能性もあるかと思うと
恐ろしくておちおち入れやしない。
このコラムでは、「温泉に行くなら混浴!」と
混浴のすばらしさを私蛸女が懇々と語り、
実際に行ったおすすめ混浴等について
広く爽やかに展開していく予定だったのに・・・。
このまま軽々しくおすすめだけするのも
あまりに責任がないようで困りましたわ。
礼賛・・・
らいさん・・・
(1)ほめたたえること。ほめ尊ぶこと。
BY大辞林 第二版 (三省堂)
・・・。
テーマ変更??
連載一回目にして早くもピンチ。
どうする蛸女!!
次回へ続く。
text by 蛸女(たこめ) |
2004.10.09 |
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